中間side ページ1
濱「なぁなぁ、淳太君」
レッスンが終わると、濱ちゃんがちょっとちょっと、と僕を呼んだ。
濱「照史も、来て!」
隣にいた照史も手招きして濱ちゃんが眉をひそめる。
「なんやねん。どうしたん?」
一体なんなのかと思ってそう言うと、濱ちゃんがしーっ!と口に指を当てて、
そんでもってそーっと振り返る。
その目線の先に、7WEST。
濱「ちょっと相談やねんけど・・!」
濱ちゃんが口に手を当ててひそひそ話す。
「あのさ・・・多分それ、余計怪しいで。」
僕が言うと、濱ちゃんが「え!!」と驚いている。
結局普通に話し始めた濱ちゃん。
その話は、
淳・桐―「運動会!?」
照史とはもって、二人同時に口をおさえる。
良かった。7WESTには聞こえてへんかったみたい。
濱「せやねん・・。シゲも、望も神ちゃんもさ、体育祭って参加できひんかったみたいやねん。
やから、関西ジュニアで5月くらいにやれたらええなぁって思ってるんやけど。」
濱ちゃんの提案に、照史がうれしそうに笑った。
桐「それめっちゃいい!やろやろ!どうせ5月6月暇やろ!」
乗り気で暇とか言ってる照史を見て、嬉しそうにしながらも、僕を見て不安げな濱ちゃん。
濱「・・淳太くんは?どう思う?」
そう聞かれて、
「ええと思う。俺ら、もう関西ジュニアでも最年長やし、計画立てよっか。」
そう答えると、
濱「よかったー!!」
と嬉しそうに目を細める。
濱「4人には内緒な。サプライズやねん」
濱ちゃんが言って、頷く。
どんな顔するかな。
計画、頑張って立てなきゃ。
遠くで楽しそうに笑ってる4人を見て、
胸がわくわくした。
32人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みかん | 作成日時:2019年1月30日 0時