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あなたside
まだ来週以降のシフトが分からなくて、
その日は次の予約を入れないで帰った。
村上先生も、
「予定分かったらまた連絡してや！」
って言ってくれたから。
村上先生に、個人的に連絡を取る
口実ができて…そのことが少しだけ
嬉しいと思ってしまってる自分がいた。
"来週は、水曜日が休みです。"
シフトが分かってからそう連絡すると
"ほな水曜日の、この前と同じ11:00。"
って返って来て。
そのあとに
"治療したとこ、何も問題ないか？"
"嫌やと思うけど、頑張って来てな。"
私を心配する、そんな言葉が。
それからなんとなく予約の日まで
どうでもいいやり取りが続いて…
すぐに会話が終わると思っていたから
村上先生が意外とマメに
返信してくれることにびっくりした。
"明日、11:00に行きますね。"
"おー、待ってるわ！"
嫌なはずの歯医者さんの予約なのに…
"待ってる"の一言で顔がゆるむ。
＿私、村上先生のこと
めっちゃ好きみたいじゃん…。
けど、あんなに素敵な人だし…
彼女とか婚約者とかいても
不思議じゃないよね…。
こんな気持ちはいつぶりだろう…。
予約の日。
少し早めに歯医者さんに行って
待合室で待ってると、
村「…おっ、おったおった。
Aさん、どうぞ〜^^」
「…っ…//」
まさかの、歯科衛生士さんじゃなくて
村上先生が直接呼んでくれた。
「こ、こんにちは…//」
村「はい、こんにちは(笑)
ちゃんと来たなー、偉い偉い(撫」
手のひらでうりうりと頭を撫でてくれる。
村上先生にとっては、
私なんて子供みたいなもんなのかな…
そう思うと少しだけ悲しくなった。
村「…そんな顔しなや(笑)
今日は根っこの掃除だけやから
すぐ終わるで？」
「…っ…」
先生は私が治療が嫌だから
暗い顔してると思ってるみたい。
…違うのに。
治療時間が短いということは、
村上先生といられる時間も
短いってことで…
村「…何やそんなに
俺と一緒にいたいんか！(笑)」
「…っ…！//」
先生はふざけてそう言ったんだろうけど、
私は心の中を読まれたのかと思って
びっくりして何も言い返せなかった。
でもそれは村上先生の言葉を
肯定してるようなもので…
村「…っ…なんやねん、もう…
そんなんばっか言ってるとな！
どうなっても知らんで！//」
村上先生の顔は
気のせいじゃないくらい赤くて、
よく分からないことをブツブツ呟いてた。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
