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あなたside
次の日、
"来週の月曜日、
11:00から空いてますけどどうですか？"
って連絡が来て。
ちょうどパートも休みだったし、
そこに予約を入れてもらった。
村上先生に会えるのは嬉しいけど、
自分が治療されるのはやっぱり嫌で…
でも、
"頑張って来てくれたら後はなんとかする"
って言ってくれたから…。
その言葉を信じて、
予約の時間に歯医者さんに向かった。
村「おっ、ちゃんと座って
待てとるな〜(笑)」
「…っ…これくらい、できます…//」
イスに座ってしばらく待ってると、
詩のときと全く変わらない様子の
村上先生が来てくれて、
ほんの少しだけホッとした。
村「…Aさん、いうんですね。」
「えっ？」
村「詩ちゃんおらんのに
"お母さん"とか"ママ"って呼ぶわけには
いかへんでしょう(笑)」
「…確かに(笑)」
ずっと"お母さん"とかで呼ばれてたから…
突然名前で呼ばれるとくすぐったい。
村「詩ちゃんも
一緒に来たらよかったのに(笑)」
「嫌ですっ…
詩に、歯医者さん怖がってるところ
見せたくないですもん…」
村「…今も怖いですか？」
「はい…ちょっと…」
村「…お母さん用の
ポイントカード作りましょか(笑)」
「…っ…それは、大丈夫です…！(笑)」
そんなに子供扱いされたら…
さすがに恥ずかしい…//
村「…うん、今上手に力抜けてますよ^^
そのまま、リラックスしといてや？」
「……はい(笑)」
村上先生は自然に笑わせてくれるから…
本当に、すごい。
村「ほな、さっそく診せてもらおかな。
痛いのはどこですか？」
「左の、奥から2番目の歯です…」
村「奥から2番目な。
少しイス倒しますね〜
…はい、では大きくあーんしてください。」
「…っ…」
村「…まだ診るだけですからね。
怖いことせーへんよ？」
「あ、あの……そうじゃなくて…っ…」
村「…何か他に心配なことあるん？」
「…っ…私、歯並びも良くないし…
口の中…治療の跡もたくさんで…っ」
こんな口の中…恥ずかしい。
村上先生に幻滅されたらどうしようって…。
村「…治療の跡は
Aさんが頑張った跡やないですか。
何も、恥ずかしいことちゃいますよ？」
「…っ…」
村「それに…
歯並びは俺もガチャガチャですから(笑)」
"ほれ！(笑)"って
前歯を突き出してニカッて笑う先生。
「…ぷっ、あははっ(笑)」
その顔が可笑しくて
思わず声を出して笑ってしまった。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
