-purple story- ページ1
あなたside
詩「いやあぁぁ!!(泣)」
「よしよし…泣かないの〜っ(汗」
娘の詩(うた)を連れて歯医者さんに来た。
幼稚園の歯科検診で
治療勧告をもらったから…それで。
実は、歯医者さんに来るのは
ここが2ヶ所目。
この前は特に何も考えずに
近所の小児歯科も標榜している
歯医者さんに連れて行ったら、
詩は大泣き大暴れで…。
ユニットに座らせるのもままならなくて
歯科衛生士さんと一緒に苦戦してたら、
「こんな様子じゃ診察なんてできません」
「他の歯科医院をあたってください」と
医院長先生に冷たく追い出されてしまった。
確かに泣き止ませられなかったのは
母親の私の力不足かもしれない。
でも…詩はまだ4歳。
歯医者さんなんて大人でも怖い場所で、
小さい子は泣くのも当たり前なのに…
もっと優しくしてくれても良くない？
って正直思った。
それからインターネットで
評判の良さそうな歯医者さんを調べて…
たどり着いたのがここ
「ヒナちゃん歯科クリニック」。
一般歯科と小児歯科、
口腔外科も標榜している
ヒヨコのイラストが可愛らしい歯医者さん。
だけどどんなに可愛らしくても、
詩にはそんなこと関係ないみたいで…
詩「んぐっ…いやぁ!!かえる〜っ!!(泣)」
「詩、しーっ^^;
他の患者さんもいるから、ね？(汗」
待合室に入った段階で大泣き、絶叫…。
詩「やぁだぁ〜っ!!(泣)」
「大丈夫、大丈夫だよ〜っ^^;(撫」
いくら抱っこして、背中をとんとんしても
全く泣き止んでくれる気配はなく…。
この様子じゃ、また診察断られちゃうかな…
なんてもう諦めモードに入っていた。
『宮森詩ちゃーん。診察室へどうぞー^^』
「あっ…は、はいっ;;」
詩「うわぁーんっ!!いやぁーっ!!(泣)」
診察室に呼ばれると、
更に大きくなる詩の泣き声。
『あらら…^^;』
「す、すいません…っ」
私の腕の中でのけ反って泣く詩に、
歯科衛生士さんも苦笑い。
『一番奥のイスにどうぞ〜』
「あっ、はい…
わっ、ちょっ、詩！暴れないで…っ…
あぶっ…落ちるって…！(汗」
腕の中で大きく暴れる詩を
押さえられなくなって落としそうになり、
思わず地面に降ろした。
「わっ、待って！どこ行くのっ(汗」
地面に降ろした瞬間、
診察室の出口に向かって猛ダッシュ。
？「おっと…
こらこら、走ったらアカンやろ〜？」
詩「いやぁーっ!!はなちてーっ!!(泣)」
そんな詩を止めてくれたのは…。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
