○ ページ31
あなたside
安『…あのさ、Aちゃん。
やっぱり、おれんとこ来てくれへん？』
「えっ…？」
安『おれやったらAちゃんに
そんな辛い思い絶対させへん。
おれ…もうAちゃんに
辛い思いしてほしくないねん…。
一人で泣かせたくない。』
「…っ…(涙)」
安『おれに検査されるの嫌やと思うけど…
でも、おれはほんまに
何とも思わないというか…
いや、それは言い方悪いよなぁ…？
うーんと、変な目で見たりせーへんし
誰かに言いふらしたりなんかせーへんし…
うーん、何て言ったらええんやろ…』
「ふふ……うん、大丈夫。
ちゃんと伝わってるよ。」
安くんにとって私は
たくさんいる患者さんの中の一人であって。
私が気にしてるようなことは
全く気にしなくていいんだよ、って
言ってくれてるんだと思う。
それを一生懸命
伝えようとしてくれてる優しさに、
また心がぽわんと温かくなった。
「……私、安くんじゃないとダメみたい。
もう他の病院行きたくないもん…。」
違う病院に行って
また同じようなことになったら…
それこそ今度は本当に立ち直れない。
ここは大人しく、
安くんにお願いするのが最善だと思った。
もちろん知り合いに…しかも安くんに
また検査してもらうなんて…
それに抵抗があることに変わりはないけど…
けど、安くんのことは信頼してるから。
安『…ほんま？
ほんまにおれのとこ来てくれる？』
「うん…お願いしてもいいかな…？」
安『もちろん！いつ来れそ？』
「うーんと…来週の水曜日なら、、」
安『来週の水曜日なぁ。
時間は？何時でも大丈夫？』
「うん……大丈夫。」
安『りょーかい！
ほな明日空いてる時間確認して
また連絡するわ！』
「うん…ごめんね、ありがとう。」
安『もー謝るの禁止っ！
ほんまのことを言えば、
最初からおれんとこ
来て欲しかったんやで？』
「……うん…」
安『…連絡してくれて嬉しかった。
責任持って、ちゃんと診るから。
せやから何も心配しないで、
おれのこと信じて？』
「…っ…うん…ありがとう…っ…
じゃあ…遅い時間に、ごめんね？
話、聴いてくれてありがとう。」
安『なんもやでぇ〜
ほな…明日また連絡するな。
ばいばい、おやすみぃ〜』
「うん…またね。おやすみなさい。」
安くんと話したことで、
気持ちがとても穏やかになった。
検査は嫌だけど…
早く安くんに会いたいな…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - yasu.sさん» ありがとうございます！これからも引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^-^*)！ (2019年8月31日 22時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
yasu.s(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» これからもお話し楽しみにしてます！ (2019年8月28日 1時) (レス) id: adfd998a3a (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - araara0621さん» お読みいただきありがとうございました！私の中では公開した2つのお話はもう完結していて、今のところ続編を書く予定はないです…ごめんなさい(;_;)ぜひ移行先の村上先生のお話も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年8月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
araara0621(プロフ) - れるのをめっちゃ楽しみにしてました！また読ませてもらいます！安田章大さんの話もっと色々見てみたいです！勝手なこと言ってすみません！でもゆず丸さんの話はどれもだいすきです！ (2019年8月26日 1時) (レス) id: adfd998a3a (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» 琴子さん、お久しぶりです！ボードの方に返信入れましたので確認お願いします〜(><) (2019年8月24日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月3日 20時
