無限大パラメータ。〈∞〉

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あなたside




きみくんは2つ隣の駅の側にある
大きな総合病院で働くんだって。



「あんなに大きな病院の

お医者さんになるんだ…」


母「実家から通うの？」


横「そのつもりです。

オトンもオカンももう歳やし…

俺、一人っ子やから。」


母「そう…偉いわねぇ。

私に何かあったときは

そこに運んでもらうからよろしくね！」


横「はは、はい(笑)

何もないのが一番ええんやけどね(笑)」


「…………」


横「…なんちゅー顔しとんねん(笑)」


「…っ…だって…」



大好きなきみくんが
大嫌いなお医者さんになったなんて…
ショックなんだもん。



横「…A、明日暇か？」


「え…うん。暇、だけど…」


横「メシ食いに行こうや。

好きなもんおごったる。」


「…え、ほんとっ？」


横「俺、来週からすぐ仕事始まるし

なかなかゆっくり話せること

なくなるかもしれへんからさ。

久しぶりに会えたんやし、

バタバタする前に…って思うて。」


「行く！行きたい！」



きみくんからのお誘いで
一瞬にして立ち直った私は
単純だなぁ、って自分でも思う。



横「ふはっ(笑)

よっしゃ、食いたいもん考えとき？(撫」


「うん！

やったぁ、きみくんとデート♪」


横「…っ…デートて…//」


「え、違うの？」


横「いや…

うん、せやな。デートやな//」


「んふふ、やったー♪」ｷﾞｭｯ


母「来週から忙しくなるんじゃないの？

貴重なお休みをこんな子のために

使っちゃっていいのかしら…^^;」


横「…いいんです。

Aとちゃんとお別れせんと

地元離れてもーたこと、

ずっと後悔してましたから。

寂しい思い、させてもーたなぁって。(撫」


「きみくん…」


横「…明日は

Aと過ごす日にしようって

決めてましたから。

断られたらどないしようかと思ったわ(笑)」



きみくんからのお誘い、
断るわけないじゃん…。



母「今度、また昔みたいに

家にもご飯食べにいらっしゃい^^」


横「うわ、ほんまですか？

おばちゃんのご飯食いたいわ〜」


「絶対、来てね？」


横「おん(撫

ほな、僕そろそろ失礼します。

A、明日10:30頃迎えに来るな？」


「うん！分かった！」



きみくんとデート、楽しみだなぁ♪

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