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あなたside
「んん…っ…」
どれくらい寝ていたのか…
ぐっしょり汗をかいて目が覚めた。
「きみ、くん……？」
部屋を見渡してみても
きみくんの姿はなくて…
「ふっ…うぅ…っ…ｸﾞｽｯ…(涙)」
きみくんが帰って来てくれたのも、
さっきまで一緒にいてくれたのも、
全部夢だったのかなって不安になって…
「うっ…ｸﾞｽｯ…きみくん〜…(泣)」
部屋にひとりぼっちなのが
とてつもなく心細かった。
ガチャ
横「うわっ、えっ、どないしたん？！
何で泣いてんの？！(焦」
「ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ…きみくん〜…っ…(泣)」ｷﾞｭｯ
部屋に戻ってきたきみくんは
泣いてる私を見てびっくりしてて…
でもすぐに傍に来て
涙を指で拭ってくれた。
「ｸﾞｽｯ…きみくん、いなかったぁ…(泣)」
横「ごめんごめん^^;
まだ起きると思ってなかってん…
…もしかして、俺がおらんかったから
寂しくて泣いてたん…？」
「んっ…ｸﾞｽｯ…(泣)」ｺｸﾝ
横「…ん、傍におるって言うたもんな。
ごめんごめん、俺が悪かったわ(撫」
「んん…っ…(泣)」ｷﾞｭｯ
横「…汗、びっしょりやな。
Aが寝てる間に
お家から着替え持ってきたから。
冷えたらあかんから着替えよう？
あ、ごめんやけど鍵勝手に借りたで。」
きみくんから渡された袋には
ご丁寧に下着類まで入ってて…
だけどその時は恥ずかしさよりも
きみくんがいたことが
夢じゃなかったことに安心して…
そこまで頭が回らなかった。
横「着替え、一人でできるな？
タオル置いとくから
軽く汗拭いてから着替え。な？」
「うん…(涙)」
横「終わった頃に戻ってくるから。
絶対この家の中におるから
心配せんでも大丈夫やで(笑)」
「うん……わかった…(涙)」
さすがに着替えてるときに
傍にいてもらうのは恥ずかしい。
着替えを受け取って、
きみくんが部屋から
出て行ったのを確認してから、
怠い身体を起こして着替えを始めた。
寝たし、汗かいたし…
熱も下がってるんじゃないかと思ったけど、
さっきと変わらないくらいしんどい。
こんなに重症な風邪、久しぶりかも…
きみくんがいなかったら
今頃家に一人だったんだなぁ…
どうしてたんだろう、私。
迷惑かけちゃって申し訳ないけど、
きみくんがいてくれて良かった…(涙)
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∞ゆず丸∞(プロフ) - yasu.sさん» ありがとうございます！これからも引き続き読んでいただけたら嬉しいです(*^-^*)！ (2019年8月31日 22時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
yasu.s(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» これからもお話し楽しみにしてます！ (2019年8月28日 1時) (レス) id: adfd998a3a (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - araara0621さん» お読みいただきありがとうございました！私の中では公開した2つのお話はもう完結していて、今のところ続編を書く予定はないです…ごめんなさい(;_;)ぜひ移行先の村上先生のお話も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年8月27日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
araara0621(プロフ) - れるのをめっちゃ楽しみにしてました！また読ませてもらいます！安田章大さんの話もっと色々見てみたいです！勝手なこと言ってすみません！でもゆず丸さんの話はどれもだいすきです！ (2019年8月26日 1時) (レス) id: adfd998a3a (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 琴子さん» 琴子さん、お久しぶりです！ボードの方に返信入れましたので確認お願いします〜(><) (2019年8月24日 22時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年7月3日 20時
