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あなた 「何…言ってんの?」
優 「そのまんまだよ。」
あなた 「冗談やめよ?」
優 「そーゆーのまじできつい。
冗談でこんな事言うかよ。」
あなた 「だってずっと一緒にいたでしょ?
なんで急に。」
優 「急じゃねえよ。お前が気づいてなかっただけ。」
あなた 「でも…優ちゃ『俺は言ったぞ。お前が返事する番。』」
なんで私なんか。
あなた 「……
ごめん。優ちゃんの気持ちには答えられない。」
優 「…うん知ってる。」
あなた 「へ?!知ってて何で!」
優 「言わないと俺が駄目になっちゃいそうだから。」
あなた 「ごめん。無神経で。」
優 「俺もさー。ずっとこのままでいいと思ってた。
けど限界来たんだわ。ごめんな。」
あなた 「優ちゃんは大好きだよ。
けどそれは恋愛の大好きではない。
私、好きな人いるんだ。」
優 「知ってる。柊生兄ちゃんだろ」
あなた 「え!なんでそこまで」
優 「見てればわかる。
俺さ。柊生兄ちゃんいなくなってラッキーって思った。
このままお前の記憶からなくなればいいと思ってた。
こんな近くにいる俺の勝ちだと思った。
けど違ったな。俺の完全負け。
距離なんて関係なかったわ。」
あなた 「気づけなくてごめん。」
優 「次はお前の番なんじゃねえの?」
あなた 「え?」
優 「伝えないとか無しだかんなー。
俺は真正面からぶつかった。
次はお前の番。」
あなた 「無理だよ。怖い。」
優 「俺の知ってるお前はそんな弱くねえよ。
やってもないこと諦める奴じゃないこと俺が一番わかってる。
俺はそんなお前が好きになったんだよ。」
あなた 「…」
優 「がっかりさせんな。
お前なら大丈夫だよ。」
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mahiru - なっつ//さんの小説おもしろすぎです(≧∇≦)これからも頑張ってください*\(^o^)/* (2015年9月1日 19時) (レス) id: 889164033a (このIDを非表示/違反報告)
なっつ//(プロフ) - りあさん» ありがとうございました;_;!今続編考え中で、その他に書き始めたやつあるんでそっち良かったら読んでくれますか?;_; (2015年7月17日 23時) (レス) id: 40cd9afd38 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - めっちゃおもしろいです!今、泣いてますもん。笑 続編みたいです! (2015年7月17日 23時) (レス) id: 94ad655b09 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ//(プロフ) - めろん//さん» 自分文章力なくてごめんなさい!(´;ω;`)今書くか考え中です! (2015年7月15日 23時) (レス) id: 120a857a1a (このIDを非表示/違反報告)
めろん// - めちゃ面白かったです!ぜひ新作出してくださいm(__)m (2015年7月11日 22時) (レス) id: 86ce48d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっつ// | 作成日時:2015年6月22日 21時