かわりになれたら。【mfmf】

19.異体同心 ページ21

まふまふside


おはようございます、まふまふこと相川真冬です

本日は6月5日。はい、Aさんとのデートの日です

ライブでも楽しみだけど緊張するような日は多々あるが、これほどまでに心臓が異常な動きをしているのは初めてだ

死にそう、生きなきゃ

[ピンポーン]

き、来てしまったか……

ま「お、おはようございますAさん」

『おはようございます真冬さん。って[おはよう]って挨拶するの初めてだね』

ああ可愛い、ああ美しい、ああ無理!!

いつもの堅いスーツ姿とは違って、かわいいというか清楚な服装

どんなのかは想像に任せます(理由：作者に服の知識がなさすぎるから)

ま「じゃあ行きましょっか」


並んで歩道を歩く。うわ、これだけでも相当ドキドキする……な、何か話題を振ろう

ま「今日平日だけど大丈夫なんですか?」

『有給とったんです、長い間使ってなかったし。それに今、蓮が家にいないので』

ま「え!?ど、どうして」

『ただの宿泊学習ですよ。いつだっけ明後日の夕方に帰ってくるって。だからというわけではないけど休もうかなって。それに……』

ま「はい?」

『い、一応お付き合いさせてもらってるのに、い、一度も一緒に出かけたことがないというのも変というか申し訳ないというか……』

ま「Aさん大変だししょうがないですよ。ま、まあそう想ってくれてるのは嬉しいけど……」

会話が止まる。おそらくお互いに恥ずかしいのだろう

『あ、そういえば今日は髪の色、白くないんですね』

ま「ああ、今日は黒のウィッグなんですけどね。白だと目立っちゃいますし」

『その色も素敵です』

ま「え、あ、ありがとうございます」

僕堕天使、彼女天使、最高。

『今更だけど行くとこ決めてないですね』

ま「確かに」

歩いて5分も経つというのに僕らは何処に行く気なのだろう

ま「僕は行こうと思えばいつでもいけるんで、今日はAさんの好きな場所行こ?」

『い、いいんですか!?』

ま「はい!じゃ、じゃあ」

僕はそっと左手を出す

ま「手、繋ぎます……?」

勇気を出して言葉にする。すると彼女は無言でうなずいて、そっと手のひらを重ねてきた

おそらくお互いに顔が真っ赤だろう


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7千hitありがとうございました!

まふまふさんのキャラ崩壊が著しい、どうしよう

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