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早速食べようとフォークとナイフを持った時、ミツのハート型のハンバーグの横に並んだ綺麗な楕円形のハンバーグに視線が向く。
そこにケチャップで書かれたニコちゃんマークに思わず笑みが溢れる。
「…さすがに子供過ぎたかな？」
「え？」
「みっくんのハート型に対抗してみたつもりなんだけど…」
向かい側に座って照れ笑いしながら小声で話すAちゃん。
確かにミツのお皿のハンバーグにはケチャップが普通にかかってる。
……俺だけ、特別。
「私も食べよーっと！いただきます！」
北「あ、俺のハートも食べてね？」
「ふふっ、もちろん！ありがとう！」
ミツのハートに対抗してって……
Aちゃん、それは期待していいの？
今の俺の頭の中はAちゃんの言葉がリピートされて、2人のやり取りに嫉妬すら感じなくなった。
北「んっ！！美味い！！
Aちゃん、最高！！」
「本当に？良かった〜！」
北「いやーまじ幸せだわ！俺と結婚しよ！」
「何言ってんの、もう…！大袈裟だから！(笑)」
俺はAちゃんが作ってくれたニコちゃんのハンバーグを食べるのがもったいなくて、ミツのハート型から綺麗に食べきった。
「…味、好みじゃなかった？」
そんな俺に不安そうなAちゃん。
……違う。
味は本当に美味しい。
毎日でも食べたいくらい。
ただ、小さなことでも俺にとってはこのケチャップが言葉では表せないくらいに嬉しくて、ミツがここにいなければ間違いなく俺は写真に残してた。
「…ううん。すごい美味しい。ありがとう。」
「…良かった。」
Aちゃんの眩しすぎるくらいの笑顔に思わず視線を伏せる。
……俺、やっぱり、Aちゃんが好きだ。
この気持ち。
どうしたらいい。
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にかみつば(プロフ) - たまたま見つけて読ませてもらってます☺️北山くんが来てなんだか楽しい展開になってきて続き読むのが楽しみです🥰 (6月27日 1時) (
レス) @page30 id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
珠美(プロフ) - りょうこさん» 初めまして！コメントありがとうございます！どうやら私の設定の問題でしたね…ご指摘感謝です！変更したので引き続きよろしくお願い致します(^^) (2021年6月28日 12時) (レス) id: 60f3e03fcf (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読しています！機能のせいなのか、更新されたストーリー番号の横に【NEW】が表示されるといいなーって密かに願ってます。 (2021年6月28日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年6月21日 14時
