✴︎生徒会長×不良パロ:赤組 ページ25
※りうらくんの一人称が「俺」になっています
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「もう入学式かぁ…」
誰もいない生徒会室の中で、先日全校生徒満場一致で決まった生徒会長、内藤ないこは一人呟く。
彼ももういれいす高校3年生。今年で卒業の為、自分の後輩が誰かは知っておきたいようだ。
「…よし、どういう子がいるか見にいこっかな。」
座っていた椅子を後ろに引き立ち上がり、軽く伸びをする。
廊下を歩いて体育館へ向かおうとするが、何かを言い争う声が校舎裏から聞こえたため、不思議に思いそちらへ向かう。
「いてぇ！やめろ！」
「は？やめるわけないじゃん。それとも何？動物を蹴ったことを土下座で謝ってくれんの？あ、君はどうせプライドの塊だから無理か。」
見ると、一人の男子生徒が殴られていた。服には蹴られたような跡もついている。
それをつけた張本人の赤髪の男子生徒は、どうやら相手が動物を傷つけたことに怒っているようだ。
「(あいつは…)」
それを影から見ていたないこは彼の噂を聞いたことがあった。
「(噂だけなら聞いたことある。確か彼の中学で1番強かった不良だって言われている……確か、紅林りうら、だったっけ。)」
話を聞く限り、どちらかというとりうらより男子生徒の方が悪い。
しかし喧嘩を放っておくわけにも行かず仕方なく彼は止めに入る。
「あー、2人とも？もう入学式始まってるんで戻った方がいいよ？あと喧嘩はやめようね、りうらくん？」
ないこがりうらに説教している間に男子生徒は逃げ出そうとしたが、黒い笑みを浮かべたない後にガシッと肩を掴まれる。
「君もね？学校内で飼ってる動物に暴力を振るったのは見逃さないよ？大人しくしようね…？」
見た目からは想像できないほどの迫力に生徒は逃げるのをやめた。
「…お前、誰？」
「俺はこの学校の生徒会長、ないこ。」
「ふーん。せいとかいちょーさん、見る目あんじゃん。」
「…どういうこと？」
「だってさ、いっつもせんせーたちは俺が喧嘩してんの見ると、理由も聞かずに俺だけ叱るんだよ？なのに、会長はちゃんとそいつも悪いって分かってんじゃん。」
「まあ。伊達に中学でも生徒会長してないからね。」
りうらは思っていた。先輩など目上の人なんて偏見の塊だけど、この人は違うんだな…と。
「それはそうと…、りうらくん。君この学校の入試、かなりの得点で合格したよね？うちもまあまあ難関だけど、もっと難しいところも行けたんじゃない？」
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北条ひかり@推し曲歌詞覚え中(プロフ) - soraさん» 何されたんでしょうねぇ…(((( (2022年11月25日 16時) (
レス) @page49 id: 98e6601380 (このIDを非表示/違反報告)
sora - まろちゃん！悠くんに何されたの！？めっちゃ気になる！！ (2022年11月25日 11時) (レス) @page48 id: 0e14ee71c0 (このIDを非表示/違反報告)
北条ひかり@推し曲歌詞覚え中(プロフ) - すずね@草さん» おっけいでぇ〜す！ (2022年11月22日 15時) (レス) id: 98e6601380 (このIDを非表示/違反報告)
すずね@草 - そうゆう感じでお願いしまぁーす！！ (2022年11月22日 8時) (レス) id: d3ec05e6b7 (このIDを非表示/違反報告)
北条ひかり@推し曲歌詞覚え中(プロフ) - 夢猫 《ねむっさん» 語彙力全然あるよ！コラボ…時間できたらやろ！((私は今この作品で手一杯なのだ！(*^▽^*)そうね〜、色々落ち着いたらぜひぜひ！うん、頑張ってこうね！ (2022年11月21日 20時) (レス) id: 98e6601380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北条ひかり@誰かのサブ垢 | 作者ホームページ：Honon
作成日時：2022年10月3日 22時
