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sideユンギ





寝れない、寝れるわけがない


運ばれてきた時のAは挿管されてて大方把握した

チアノーゼ状態で正直焦って気が気じゃなかった

ICUに入れて眠るAを見て心配よりも不安が大きくなる

勤務中は何度か部屋を覗いただけ、

でも勤務後は夜勤明けで早く寝たいとか全くなくて

てか寝れないし

片時も離れずにAのそばにいた

けどほかの兄弟に連れられて帰って気づけば夜

ベッドの上でどれくらい時間が経っただろう

そして冒頭に戻る


ユンギ「ジニヒョン、」

ジン「ユンギ、まだ寝てないの」

ユンギ「寝れない、」

ジン「夜勤明けで仮眠も取ってなくて疲れてるでしょ。安心して、Aのバイタルも安定してるから」


電話越しでジニヒョンにそう言われてはっと我に返った

俺、疲れてたんだ

電話を切るのを忘れて一気に眠気が襲ってきた


ジン「おやすみ」


この声は俺の耳には届いてなかった

起きたのは8時過ぎ

今日は11時に着けばいいから全然余裕

だけど一刻も早くAに会うために慌てて家を出る


ジン「分かんないけど今日あたり目が覚めそうだよ」


ヒョンに言われてAの様子と昨日の夜の記録を見ると確かにそろそろ目覚めてもおかしくない

機械に繋がれてるとはいえ胸の音も落ち着いてる


ユンギ「いける」


自分にもそう言い聞かせてジンヒョンが出て行って次にグガが来るまでそばにいた


ユンギ「グガ、今日あたり目覚ましそうだから、もし一瞬でも反応あったらすぐ呼べよ」

ジョングク「分かってるよ」


とにかく念を押して仕事に向かった



prrr....prrr..

ユンギ「今行く」


誰からか確認もせずAのもとに向かった

俺が最後、


ホソク「さっきまで少し目開けてたんだけど疲れてまた休んじゃった」

ユンギ「A、疲れてるだろうけどオッパの声聞こえたら手握ってみて」


きゅっと握り返される手

しっかり反応がある


ユンギ「抜管しよう」

ナムジュン「手伝うよ」


呼吸も安定してて意識も戻った

ナムジュナと協力して素早く抜管する

Aに繋がれてた大きな管がひとつ減った


ジミン「A〜、えらいねぇ、よく頑張ったねぇ」

ジン「やー、オッパたちの自慢の妹だよ」


兄弟みんな揃って、眠ってるAを囲んで

みんな嬉しさを隠しきれない


看護師「テヒョン先生、そろそろ」


テヒョンを筆頭にみんな仕事中だったから引き戻された

もちろん俺も

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くき(プロフ) - kururinmikuru83さん» リクエストありがとうございました!温かいお言葉ありがとうございます;;よかったら読んでみてください! (2022年6月12日 1時) (レス) id: 1d3198a829 (このIDを非表示/違反報告)
くき(プロフ) - さくさくさん» リクエストありがとうございました!遅くなりましたがお話書かせていただきました!読んでいただけると嬉しいです!! (2022年6月12日 1時) (レス) id: 1d3198a829 (このIDを非表示/違反報告)
なら - お話楽しみにまってます!! (2022年5月13日 21時) (レス) id: f525786b0e (このIDを非表示/違反報告)
あい - 妹ちゃんが怪我して縫う話がみたいです!!良ければお願いします。こうしんまってます!! (2022年4月15日 22時) (レス) id: 7e74d97a97 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 学校の健康診断でオッパ達が来て体調の事で秘密にしてた事がバレたりイケメンで友だちから羨ましいがられるのはどうです? (2022年2月24日 20時) (レス) @page12 id: ed4334730d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くき | 作成日時:2022年2月12日 0時

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