一緒に〜Ishibashi ページ5
石橋side
乱れたベット
生まれたままの姿で愛し合った二人
君のありのままの姿を見つめて
愛するのが
俺だけならいいのに
隣に横たわる彼女の背中に記された
他の誰かの華をそっとなぞった
「どうしたの。」
ゆっくりと俺のほうを振り返り
やわらかい笑みを浮かべる
この笑みに何人の男が夢中になって
翻弄されているのだろう
遼「どうもしないよ。」
「遼大は、嘘をつくのが下手だね。」
見え透いた嘘
子供のように笑う彼女
「他の人のこと考えてたでしょ。」
両腕を首にまわし
俺との距離を縮め
鼻を摺り寄せる
彼女から香る甘い香りに
頭がクラクラする
遼「考えてないよ。」
「遼大もつけて。」
自分の胸元を指さし
両腕で俺の頭を抱え
胸元へと誘う
目の前に広がる真っ白な肌
誰の華も咲いていない胸元
「んっ、、、」
その香りに誘われるがまま
強く吸い付いた
「綺麗に咲いたね。」
真っ白な肌に咲いた華は
俺の独占欲を物語るように大きい
「ねえ遼大。」
遼「ん？」
「遼大には私だけだよね、、、？」
俺の首元へと唇を添わす
遼「っ、、」
一瞬感じたチクッという痛みは
あっという間に快感に変わる
身体中がゾクゾクと
まるで毒でも回ったかのように
「お揃いだね。」
俺以外の男にもこうやって
甘い言葉を囁くのだろうか
「私には遼大だけだよ。」
遼「え、、、？」
彼女から発された言葉の意味が解らず
頭にはてなマークを浮かべる俺
「本当に愛してるのは、遼大だけだよ。」
俺の頬を優しく撫で
触れるだけのキスを一つ
真っ直ぐなその瞳
気が付けば夢中で唇を重ねていた
「っ、、苦しいよ、、、」
遼「っごめん。」
胸で息をする彼女
少しでも彼女を感じたくて
息継ぎすらももどかしい
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なち(プロフ) - あくりるうぉーたーさん» あくりるうぉーたー様。ありがとうございます！感想とても嬉しいです！いつもご覧頂き誠に有難う御座います。感想とても励みになります！これからもよろしくお願い致します！ (2020年9月9日 9時) (
レス) id: 53910307d8 (このIDを非表示/違反報告)
あくりるうぉーたー(プロフ) - 突然失礼します、、！いつもいつもにやにやしながら()見させてもらってるんですが、今回のお話がツボすぎて思わず、、笑もう、最高でした、、薬漬けにされちゃうのめちゃくちゃ好きですいつも見てますこれからも楽しみにしてます！ (2020年9月9日 1時) (レス) id: 3d02122e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なち | 作成日時：2020年8月31日 18時
