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『……なにそれ、それはAの方でしょ?』
「なんで?」
『俺の事、いつも可愛い顔して可愛い声で可愛く出迎えてくれるし。』
…ん?
今、"可愛い" って何回言ったの?(笑)
『Aの事ドキドキさせたいのに、逆に俺がドキドキさせられちゃうし…』
可愛く唇を尖らせるから、思わず人差し指でそのぷっくりとした唇をなぞった。
『っ、/// な、何…?』
びっくりしたのか、目を丸くしている。
「んー?唇可愛いなぁって…」
触れたまま、フニフニとその弾力を確かめる。
『……可愛いだけじゃないよ?』
「え…?//」
色気たっぷりの瞳で見つめられ、一瞬で太輔の柔らかな唇が押し当てられた。
「んっ…//」
数秒して、チュッてリップ音と共に離れて…
『んふふ、今のはただいまのキス。』
何度も繰り返されるキスは、やがて深いものに変わっていく。
「ふっ…んぁっ、///」
『はぁ…っ、A、可愛い。好き……』
キスの最中に太輔の口から漏れるのは、熱い吐息と愛の言葉。
「んっ、ん…太輔…っ、好き//」
どうしよう…すごく気持ちいい。
……頭がフワフワしてきた。
『っ、…もう限界。』
低い声でそう呟いた太輔が、少し屈んで私の腰をグッと抱き寄せた。
「えっ、太輔?!///」
突然の事に驚く暇もなく…
「わっ!」
ヒョイッと抱き上げられ、そのまま寝室へと連れてこられてしまった。
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nanaco(プロフ) - あすみさん» あすみさん、コメントありがとうございます(*^^*) 先日第2弾を公開致しました。君チョコも読んでくださってたんですね♪ (2019年12月24日 10時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - nanacoさんの短編大好きです。こちらも君チョコも大好きで、7人のがまた読めるなんて嬉しすぎます。23日が待ち遠しいです♪♪ (2019年12月15日 17時) (レス) id: 0fb03f58e0 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - みちこさん» ね(*^_^*)いいですよね〜♪良かったです、キュンキュンして頂けて(//∇//)メンバーから何をもらったのかが気になるところです…笑 (2019年6月25日 19時) (レス) id: da866a5801 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - 咲良さん» コンサートで落ちるのはやっぱりそれだけ魅力的って事だね〜(〃ω〃) (2019年6月25日 19時) (レス) id: da866a5801 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - merさん» そう言って頂けて嬉しいです〜(o^^o) (2019年6月25日 19時) (レス) id: da866a5801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nanaco | 作成日時:2019年6月20日 21時