検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:701 hit

第2話:知らない和室 ページ4

A
「んんっ・・・」


目覚めると木造の天井が広がっていた。


A
「ここは・・・」


身体を起こすと知らない和室にいて、視線を落とせばいかにも高級そうな布団がかかっており、広い割には物がきちんと整理されていた。何故このような事態になっているのか、これまでの出来事を思い返す。


A
「そうだ!あの時・・・」


???
「お目覚めになられたようですねぇ」


A
「だ、誰ッ・・・!?」


襖が開いたのと同時に目を見開く。霧のせいで姿が見えなかったものの間違いない。あの時の煙の美女だった。


???
「手荒な真似をして本当にごめんなさいねぇ。貴方に、どうしてもお会いしていただきたいお方がいるのぉ」


A
「あのぉ・・・。私、これから学校に行かなければならないのですが・・・」


???
「それなら、心配ご無用ですわぁ。ひとまず、お目覚めになったところ申し訳ないのですが・・・、お部屋までご案内いたしますわねぇ」


A
「え、ちょっ・・・!」


引っ張られるようにして寝かせられていた和室を後にし、これでもかという程の長い長い廊下をひたすら歩く。


???
「ここですわぁ。ちょっとお待ち下さいねぇ」

第3話:親方様→←第1話:煙の美女



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:妖怪ウォッチ , 土蜘蛛 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ツツジ | 作成日時:2022年8月11日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。