隣のクラスの中原くん【文スト】

ダイエット宣言 ページ5

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『国語の教科書……いいけど、昼休みには返しにきてね？
5時間目で使うから』



太宰「わかった。じゃあ、またあとで」










教科書を受け取り、

私を見て、薄く笑みを浮かべると彼は去っていった








ルナ「まさかAが太宰くんと友達だったとは…」


『え、この前ほんのちょっと話しただけだよ？

ただ、中原くんの名前聞いただけで
全然友達じゃない。ほんと知り合いくらい』








ルナ「ふはっ…！そんな否定してやるなよ…！」


『だって、ほんとほぼ話したこともないんだもん。
まさか私に教科書借りに来るとは思わなかったし』








ルナ「あ、でもさ〜、確か太宰くんって
中原くんと仲良かったよね？」



『そうなの？』







ルナ「紹介してもらえば？中原くん」



『………いやいやいや、それはちょっとまだ早い！
せめてあと3キロくらい落としてから』








ルナ「いや、痩せなくても可愛いよ！！」






『でも痩せたら自信持てる気がするから…。

……うん。わたし3キロ落とす！

で、中原くんに連絡先聞く……！！』








ルナ「お〜、いいじゃんいいじゃーーん！！
がんばれ〜、応援してるっ！」













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