隣のクラスの中原くん【文スト】

ダイエット中…？ ページ40

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中原くんと焼肉屋さんに来て

しばらくお肉を食べ進めたあと……








中也「そういえば……お前、
ダイエット中って言ってなかったか？」



『…………』






そういえば……すっかり忘れていた……

だってもう連絡先聞いちゃったし……








『あ〜……そうだったかも……』


中也「忘れてたのかよ。」






中原くんは、なんでそんな楽しそうに笑うんだろう…？




どうして、わたしに

そんなに優しい笑顔を向けてくれるんだろう……






期待しちゃうじゃん……








『……中原くんって、きっとすごいモテるよね？』



中原「あ？……どーだろうな？
まぁ、モテなくはないかもな」





中原くんは

意地悪な顔をして子供みたいに笑う








はぁ……。ずるい。









『……わたしも、そんなセリフ言ってみた〜い』



中也「あぁ？100万年早いっつーの」










『……えー。』



中也「そもそも、モテても意味なんてねぇだろ」










『そうかな…？』


中也「好きなやつに好かれないと意味なんてねぇよ」











『……ふーん。』



中也「そんなことより、焼けたぜ。」






そう言って、私のお皿にお肉を入れてくれた






……ん？






『……ちょっと待って、入れすぎじゃない？
太らせる気ですか？！』



中也「いいだろ？ねぇより、あった方が」







……ん？？

無いより、あった方が……？






………脂肪が？？

そんなことある？







『えっと……デブ専ってやつ？』



あ、だからあんな可愛い子振ってたのかな……？










中也「……あぁ？！」



あれ、なんか怒ってる……

違ったのかな……









『だって、あった方が良いって……』



中也「そりゃあな。出るとこは出てた方がいいだろ」








フッと馬鹿にしたように笑う中原くん……


視線は……わたしの………胸？？！











『………それは、わりと最低』



中也「男なんてそんなもんだろ。
だから無駄なダイエットなんて辞めるんだな」











………ダイエットよりも


胸だなんて……









それはそれでショック……！！








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