検索窓
今日:1 hit、昨日:81 hit、合計:28,131 hit

金運アップの鯉 ページ38

.













『ね、ね!!見て!あの鯉、金色だよ!

アレがこの餌を食べてくれたら金運アップ〜!
いくよ、見てて??』




中也「なんだよ、そのジンクス」







若干呆れながらも、

なんだかんだ一緒に餌やりをしてくれる中原くん。





やっぱ、優しいなぁ…。










金運アップの願い事をしつつ

鯉の池に餌を投げ入れる






『うっわ、みんなめっちゃ勢いよく飛びついてくる……。』



なんかちょっと怖い…。





中也「急に引くのやめろよ」









『いや……なんか、急に
自分が池に落っこちたところを想像しちゃった』



中也「ぶはっ……はははっ……」








中原くんは急に笑い出すと


中原「大丈夫だよ、最悪俺が引っ張ってやる」


と私の方を向いて言った












2人で鯉地獄……は流石に嫌だな……








中原「それにしても、でけぇ公園だな。」



『でしょ?わたし、ここの公園大好きなんだよね。
いつか彼氏とデートに来たいな……って……』







……あ。


………待って、待って!






これ……絶対、言う相手間違えたよね……?






なんか、これじゃ……

まるで今デートしてるみたいな……言い方だった…?






『あ……と、ごめん。
そうゆうつもりじゃなくて……ただの願望だから…!
いつか彼氏と来れたらいいな〜って』





中也「……へぇ〜。」










……なんだろ、なんか気まずい。


変に言い訳しなかったほうが良かったかも……












中也「……で、彼氏と来て、何したいわけ?」




『……え?』










なんで、この話題続ける??

もう忘れてほしいのに……!!









『……辞めない?その話』


中也「なんでだよ?」








『だって、見込み薄だし。』


その言葉に中原くんは、少し驚いた顔で私を見つめた









中也「へぇ…。……好きなやつでも居るのかよ?」










君だよ……なんて言えたら

なにか変わるのかな……?






でも、そんなこと言えるわけない。











.

好きな人→←行きたいところ…?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リムル=テンペスト - 体調崩さないように気をつけて下さい (3月25日 2時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - とても良い作品ですね  あ、ハートは押しときました (3月7日 21時) (レス) @page29 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 琉菜さん» まってますー! (1月31日 20時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 甘色様さん» 実は結構進んでいるので、だいぶ先になってしまいそうですが……。笑 (1月31日 19時) (レス) id: 5d79ee455b (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 琉菜さん» えっ・・・うれしい・・・! (1月31日 16時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琉菜 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2024年1月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。