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連絡事項 ページ26

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夜、22時を過ぎた頃

わたしは少し緊張しながら

中原くんからの連絡を待っていた








さっきまで彼女がいるかも……

と凹んでいたくせに





いざ、彼から連絡が来るとわかると

ドキドキが止まらない……









ほんと、私ってめんどくさい……






こんなんじゃ、

もし彼氏ができても上手く行ける気がしない……









『はぁ〜…』


大きなため息をつき、目を閉じた瞬間







トゥルルル……


と携帯の着信音が鳴り響いた









画面には、中原くん…の文字







ど、どうしよう……!!

緊張のあまり、つい通話拒否に指が向いたが







いやいや、わたしが電話でって言ったんだから!

と喝を入れ、通話ボタンを押した











中也「もしもし……。俺だけど」




耳元から聞こえる、中原くんの低音ボイスに

つい、手が震え、携帯を落とす







中也「おーい……?」






急いで、携帯を拾い上げ、深呼吸をして喋り出した







『中原くん……!ごめんね、こんな遅くに』



中也「いや、俺こそ悪い。」









『早速なんだけど、昨日の委員会のこと説明してくね?』



中也「あぁ。よろしく」









しばらく連絡事項を伝えたり、説明をしていると

電話の向こう側から

中原くんの眠そうなあくびの音が聞こえてきた









『……大丈夫?眠くなっちゃったかな…?』



中也「……悪い。お前の声が、なんか心地よくて……」









「……え?」





何、それ……ずるくない??







そんなこと言って、ドキドキさせて

中原くんはやっぱりズルい……!










中原「ん〜〜……。悪い…、連絡事項ってまだ続く?」


初めて聞くような、甘くて、優しい声……。







『ごめん……疲れてたよね?
もうだいぶ遅くなっちゃったから、また今度にしようか?』









中原「……そうしてくれると助かる。サンキューな」



『……うん。じゃあ、またね?おやすみ』




中原「おやすみ。……良い夢見ろよ」











そっと通話終了ボタンを押した。







なんだよ、もう……。


こんな甘い声聞いちゃったら…








そうゆう関係になりたいって


願っちゃうじゃんか……








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リムル=テンペスト - 体調崩さないように気をつけて下さい (3月25日 2時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - とても良い作品ですね  あ、ハートは押しときました (3月7日 21時) (レス) @page29 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 琉菜さん» まってますー! (1月31日 20時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 甘色様さん» 実は結構進んでいるので、だいぶ先になってしまいそうですが……。笑 (1月31日 19時) (レス) id: 5d79ee455b (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 琉菜さん» えっ・・・うれしい・・・! (1月31日 16時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉菜 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2024年1月26日 17時

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