文豪たちと♡♡してみた・♡♡されてみた

〈国木田〉 ページ9

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★国木田







『敦く〜ん、ちゅーしよ〜〜♡』



国木田「はぁ？！A！！
貴様、自分が何を言ってるかわかっているのか？！」





怒鳴り声を上げる彼に視線を向けると

国木田さんは、すごい形相で私のことを見つめていた







『……じゃ、国木田さんでいいや♡ちゅーしましょ〜♡』


国木田「はぁ？！き、貴様……！」








『……うっ、国木田さんは、私とキスするのが
そんなに嫌なんですか……？？』




少し泣きの演技をかければ、国木田さんは

思った通りオロオロとし始める




よし、あと一歩だ。







国木田「そ、そういう事じゃない！
ただ…その、好きでもない相手と……簡単にキスなど…」



困ったように段々と言葉が小さくなっていく彼に








『私、国木田さんがいいんです……。』


と汐らしく言ってみた。





その瞬間、彼はボッと顔を赤くした





『だめ…ですか……？？』


国木田「………ダメ、ではないが……」








彼はメガネを触り、私から視線を逸らす。






私は軽く背伸びをし

彼のほっぺたに、チュッとキスをした





国木田「……なっ、！」


驚いた顔の彼に、ふふふと笑みを溢す。







『ご馳走様でした♡』






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