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少女のいれてくれた紅茶を飲んだ。

鼻をつく、上等な香り。







カップを運ぶ仕草、

そして少し緊張したような表情で

俺が紅茶をすするのを眺める姿








全てが、まるでおとぎ話から出てきたお姫様のようで

どうにも魅入っちまう……








これから俺は、コイツを

どこかの組織に売り飛ばさなくちゃならねぇのに















『ねぇ、お兄さん。』



先程の雰囲気とは打って変わって

寂しそうに呟く少女。




中也「どうした?」












『名前は?』



中也「……中原中也だ」












『そっか!わたしはA!』



表情がコロコロと変わる奴だ。

さっきはあんなに寂しそうな顔をしてたのに

今はこんなにも嬉しそうな顔をしていやがる






だが、そいつは少し息を吐くと

今度は真剣な瞳で俺をまっすぐに見つめた






『中也さんはさ、なんでここに来たの?
わたしを……捕まえにきたの…?』





ただ嘘をつけば良い。

正直に言う必要性なんてこれっぽっちもない。




だが……




中也「……あぁ。そうだ。」






無邪気で無垢なコイツに、嘘はつきたくなかった










『……そっか。わかった!

でもさ、一つだけ

……お願い事、聞いてくれないかな?』









まだ頷いてもいない俺に向け








『横浜の夜景が見たいのーー』


どこか遠くを見つめ、薄く笑う少女に










"ダメだ"

……なんて言えなかったーー。



















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黒猫もふお - 琉菜さん» 流行りに乗る…(笑)確かにw (11月29日 16時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
愉快な太宰 - 黒猫もふおさん» ダイジョブかー‼インフルはつらいな(笑) (11月29日 14時) (レス) id: cbd0df663f (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 黒猫もふおさん» えぇ!大丈夫??もー、流行りに乗るのが得意なんだからぁ〜♡ (11月28日 16時) (レス) id: ef5c5c7cfb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫もふお - 琉菜さん» ドス君ぽい童話……うーん……?(お久しぶりです!インフルでダウンしてました(笑)) (11月28日 15時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - ヨウノさん!お久しぶりに会えて嬉しいです♡私はどちらでも大丈夫ですが、確かに敬語だと文字数長くて大変♡笑。タメ語でいきましょう、お互いに♡ (11月27日 19時) (レス) id: 27c88e76b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉菜 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年11月4日 16時

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