〈フョードル〉 ページ31
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★フョードル
ボーイ「Aさん、2番テーブルご指名です」
案内された席に居たのは……
『……フョードル。なんで、ここに……?!』
彼はそんな私に優しく笑みを浮かべる
フョードル「何故って……それはこちらのセリフです。
僕という彼氏がいるのにも関わらず
こんな所で働くだなんて…
はぁ…。本当に、貴女には呆れますよ」
彼は冷めた瞳で私に笑みを溢した
『ご、ごめんなさい……!』
フョードル「正直、信用性に欠けますねぇ…。」
『……っ、ど、どうしたら許してくれる??』
フョードル「……そうですねぇ。
一度失った信用はなかなか戻らないものです…。
ですが……
まぁ、貴女が私の家で一緒に暮らすようになれば
もしかしたら気にならなくなるかもしれませんね」
そういうと、彼はふっと柔らかく笑みをこぼした
『そ、そっか……。私は、全然大丈夫だけど……』
フョードル「そうですか。
それでは今日から泊まりに来てください」
『え、今日から?』
フョードル「何か問題でも?
あぁ…、もしかして他に男でも……?」
『い、いないってば!わかったから…!』
フョードル「そうですか。
それでは、もうここの空気にも飽きたので家に戻りましょう」
そう言って、彼は立ち上がり
店長に向かってコソコソと何か耳打ちをすると
店長は冷や汗をダラダラと垂らし
店長「じゃあ、Aちゃんはもう上がってくれ」
と言った
……何言ったんだろう。
そしてフョードルはご機嫌そうに、私の手を取った
ーー(ふふ。これが、貴女を手に入れるために
全て僕が仕組んだ事だなんて貴女は気付かないでしょうね)ーー
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黒猫もふお - 琉菜さん» 流行りに乗る…(笑)確かにw (11月29日 16時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
愉快な太宰 - 黒猫もふおさん» ダイジョブかー‼インフルはつらいな(笑) (11月29日 14時) (レス) id: cbd0df663f (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 黒猫もふおさん» えぇ!大丈夫??もー、流行りに乗るのが得意なんだからぁ〜♡ (11月28日 16時) (レス) id: ef5c5c7cfb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫もふお - 琉菜さん» ドス君ぽい童話……うーん……?(お久しぶりです!インフルでダウンしてました(笑)) (11月28日 15時) (レス) id: 9c4f5ea239 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - ヨウノさん!お久しぶりに会えて嬉しいです♡私はどちらでも大丈夫ですが、確かに敬語だと文字数長くて大変♡笑。タメ語でいきましょう、お互いに♡ (11月27日 19時) (レス) id: 27c88e76b5 (このIDを非表示/違反報告)
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