文豪たちと♡♡してみた・♡♡されてみた

フョードル ページ26

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マナsideーー









「それにしても……暇だな〜」


フョードル「それはそうでしょう。あなたは帽子ですから」








「どこか出かけたりしないんですか？」


フョードル「ええ、特に予定は…。
貴女はどこかに出掛けたいのですか？」







「もちろん！！ドス君とお出かけ！」


フョードル「………しょうがないですね。少しだけですよ？」


「わーい！やった、やったー！」









フョードル「あなたは、本当に……面白い人ですね。」


「そうですかー？」










フョードル「何故、私の帽子になったのでしょうね」



「それは、もう私のドス君の帽子になることが
私の夢だからですよ！」











フョードル「……ふふ、それは嬉しい。
良かったですね、夢が叶って。

……ところで、どうして僕のことを知っていたのか
教えていただけますか？」




「……あ、」








やばい、墓穴掘ったかも……


でもドス君のあの何か企んでるみたいな顔めっちゃかっこいい…！








「夢の中で……会った！！」


うん、夢小説の中では毎日会ってたし

あながち嘘ではない……！









フョードル「……そうですか。
不思議なことに嘘では無さそうですね。

嘘だったら貴女は炎で燃え尽きるはずですから……」





「ええ！？？」



わたし、嘘ついただけで燃え尽きて死ぬの？？！

帽子のまま？！










フョードル「ふふ、冗談です」



「……怖っ。ドス君が言うと妙にリアルすぎて」











フョードル「それはすみません。
では、騙したお詫びに今日は街まで出掛けましょうか」




「え、まじですか？！やったーーっ。ドス君とデートー♡♡♡」









フョードル「そんなに喜んでいただけるなら光栄です」














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