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10. ページ10
side.黄
仕事中も考えるのはやっぱり大毅くんのこと。
それでもしっかり仕事はやっていつもより急いで家に帰ってきた。
黄「はぁっ、ただいま、 あれ 、?」
玄関のドアを開けた瞬間に気づいた。
大毅くんの靴がない。
まさか、 と思って寝室に駆け込むと大毅くんの姿はなくて。
それから、トイレ、お風呂、ベランダ とか部屋のあらゆるところ確認したけど大毅くんはおらへんかった。
帰った…?
でも家ないって言ってなかったけ?
どこ行ったんやろ…
てか、俺がこんなに必死になる必要なんて無いのは自分でも分かっとるねんけど、
ここ3日間の大毅くんを見ただけで放ってはおけんくて。
心のどこかでもう帰って来おへんのかな、なんて少し寂しく感じてしまった。
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作者名:ゆき | 作成日時:2022年9月2日 19時