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side.黄
お酒が強くない後輩は潰れてる人もいて。
時計を見ると日付がすでに変わっている時間帯やった。
お開きになった後、ズキズキ痛む頭と肌寒い風を感じて家に帰っていると、
黄「……え 、 」
一本道の歩道に座り込んでる人影が見えた。
うわぁ、どうせ酔っ払いやろ。
だらしないなぁ。
マンションに帰るにはそいつの横を通らんと行けへんくて
通り過ぎる時になんとなく、そいつを見たんやけど
聞こえてくる呼吸音が変な感じで、はぁはぁ、ふぅふぅ言うてる。
酔っ払ってるわけじゃなさそう…？
過呼吸？これ声かけた方がええん？
でも声かけてもこういう時の対応わからんしなぁ。
数分立ち止まって声かけるか迷ってたんやけど、
黄「あの、大丈夫ですか？」
気づいたらそいつに声かけてしまってたんよね。
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作者名：ゆき | 作成日時：2022年9月2日 19時
