同居人はまさかの…？４【stxxx】

アルバム ページ7

〜ころんside〜

『うわあ、懐かし…』


隣でスマホを見ていたAが懐かしそうに声をあげる。僕は気になってAの方に顔をのせた。


こ「何みてんの？」

『あ、お母さんから昔の私の写真が送られてきて…』

こ「みたい！！」

『え、まあいいけど…』


スマホの画面には保育園と思われるところで鬼のお面をつけて鬼の足にしがみついてないているA。


こ「え、これ鬼にしがみついてるの？どういう状況？(笑)」

『ああ、これ覚えてるな…(笑)』



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〜NOside〜

今日はAちゃんの通っている保育園で豆まきの日です。

『せんせえ…鬼来る？』

先「くるよ〜頑張って倒そうね！」

『ふぇぇ…(泣)』


ビビリなAちゃんは鬼が来る前から半ベソ状態(笑)


先「今日は豆まきですよ〜！みんなで自分の中にいる鬼をやっつけようね！」

「「「はーい！！」」」

『…』


まずは穏やかに歌を歌ったり楽しく豆まき会が進みます。


「ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！！」

先「あれ、なんの音かな？」

『！！』

鬼「ガオー！！」

「「「キャア〜！！」」」

『うわぁーん！！(泣)』


鬼の登場に驚いたり泣いちゃう子どもたち。


『嫌だぁ〜！！(泣)』


もちろん本物の鬼の登場にAちゃんは大騒ぎ。


鬼「悪い子どこだぁ〜！！」

『いやぁ〜！！離してぇ〜！！うえ〜ん！(泣)』


鬼に抱っこされてさらに大泣きで大暴れのAちゃん。

あまりの騒ぎように周りの先生も苦笑い(笑)


鬼「…(笑)Aちゃん…この声だーれだ？」

『うぇぇ…？ﾋｯｸ…』

鬼「あれ、わからないかな？」

『！！えんちょうせんせい！』


あまりの騒ぎように鬼が自ら正体を話します(笑)

園長先生大好きなAちゃんはあっという間に泣き止みます。


『せんせいがおになのお？』

鬼(園長先生)「そうだよ？これは先生とAちゃんの秘密ね？」

『うん！！』


鬼は先生とわかってその後はニコニコで豆まきに参加していたAちゃん。


鬼(園長先生)「やられた〜…」

先「みんな鬼さんやっつけたよ！鬼さん帰るって！」

鬼(園長先生)「良い子にするんだぞ！」


『！？せんせいかえっちゃうの…？』


次の瞬間、鬼の足にしがみついて大泣きするAちゃん。


『いやだぁ〜！！かえらないでえ！(泣)』


大好きな先生が帰ると聞いて必死に阻止するAちゃん。


鬼・先生「……(笑)」

『いやぁ〜！！(泣)』

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