同居人はまさかの…？４【stxxx】

甘やかされてみた(黄色さん） ページ42

〜Noside〜

『行きたくない…』

る「うーん、そっか…」


バイトに行きたくないとグズグズしているAちゃん。

理由は少し先輩の人とかに最近悪口を言われるそう。

いつもは我慢できるけど、今日はその我慢が爆発しちゃったみたいです。


る「…A、少しスマホ貸してください」

『へ？…はい』


スマホを受け取るとどこかに行ってしまったるぅとくん。

少しすると戻ってきました。


る「バイトに休むって僕連絡入れてきたよ。今日は休もう？」

『え！？でも…』

る「悪口言われて平気な人なんていないよ？今日はゆっくり休んで、それでもダメだったらバイト変えよう？僕も探すの手伝うから！」

『うん、ありがとう…』


彼の優しさに思わず涙が出そうになるのを彼が察してゆっくり抱きしめて背中をポンポンと叩いてくれます。


る「大丈夫、大丈夫…あ！プリン食べよぉ。疲れたときは甘いものだよぉ」


そう言って冷蔵庫からプリンを出すとスプーンですくって口元まで持ってきてくれるるぅとくん。


る「あーん…美味しい？」

『うん、美味しい』


今日始めて笑顔を見せてくれてホッとした彼は全部食べさせてくれました。


『ごちそうさまぁ』

る「美味しかった？」

『うん！』

る「よかった。今日はのんびりしようね」


そういってまた抱きしめてくれる彼。

今日は2人ずっとくっついたままでした。


〜end〜

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