苺王子のお遊び日常３《くすぐり》《短編集》

バナナ鬼【全員】２ ページ28

〜Aside〜

まって、これ完全になーくんにはめられた……


これ絶対にさとみくんと仕組んでたよね！？


とても憂鬱な気持ちのままなーくんに引っ張られる。





ジ「A、はめられたなぁ(笑)」


『まさかさとみくんとグルだったとは……』


こ「僕びっくりしたもん！あんなに煽ってたのにAのところに一直線だったからさ！」


さ「いや、ころんの煽り方正直めっちゃイライラした(笑)」


な「さ、みんなお仕置き始めようか」





みんなで談笑してたのに、なーくんの言葉で悪魔のような笑顔に変わった。





『ね、どれくらい……？』



る「ん〜、僕たちが飽きるまでかな？」






聞く相手を間違えたよ……


観念して、皆からくる刺激に目をぎゅっと瞑って準備した。


その次の瞬間、体中をくすぐったさが襲った。





『あ、ちょっまってっはははははっ！！！ふぁっははははははっやめってぇ(笑)！！！』


莉「Aが待ってっていう権利はありませーん」


『そ、そんなっあははははっくふふっ！！！ははははははっ！！！！』


ジ「相変わらず、A弱いなぁ(笑)」


『うるさいっ！！きゃはははははっ！！！あはははああはははっ(笑)！！！！』


る「そんなこと言うのなら、もっと激しくしますよ？」


『それはっダメェ！！！』






今は体育の時間だから、半袖半ズボンの体操服を着ているわけで守る部分がとても少ない。


それに、皆が抑えつけながらくすぐってくるためまともに防御もできない。


首も、腋の下も、脇腹も、お腹も、太腿も


こちょこちょとくすぐられたり、サワサワと撫でられたり、揉まれたりして決して慣れることはできない。




『くっはははははっっ！！！もう、もう、やめてぇぇ！！』


な「ま、バナナ鬼の罰だしこれくらいかな」


『はぁっはぁっ………もう無理……」


さこジ「(体操服でここまで乱れてるのって、何かアレだな…///)」






私が必死に息を整えてるときに、こんなことを考えていたのは知らない……


〜end〜


な「もあ！！リクエスト遅くなって本当にごめんねぇ…！！！いつも、リクエストしてくれて本当にありがとう！！！とっても嬉しかったよ！！！」

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