苺王子のお遊び日常３《くすぐり》《短編集》

幼馴染の弱点【ななもり。】２ ページ11

〜Aside〜



な「ああ、はははははっっ！！！」




ねぇ、もうずっとなーくん笑ってるんだけど…


なーくんそんなに弱いなんて意外だなぁ…(笑)


くすぐったことなんて今までなかったから(私はよくされた)


ていうか、なーくんここまで効くんだったら、今までしてきた仕返しとかも含めてやりたいなぁ…(笑)









『ね、なーくんやっぱりやりにくいからベッドにうつ伏せになって！』


な「あ、うん…うつぶせになったら平気になるかな……」






ゴロンと寝転んだなーくんの上に跨って、腰の辺りに手を置いてからマッサージすると思わせて、くすぐった。









な「ちょっ！？Aっ！！あはははははははっ！！！ちょ、マッサージじゃないじゃん！！！」


『えへへ、なんのことかな〜？』


な「あぁぁ！！！ちょっ！脇腹は、やめっへへへっはははははっしぬっあはははははっっ(笑)！』


『なーくんが弱いのが悪いんだよ？』


な「それは、どうにもできないしってか、Aもよわいじゃんかぁっははははははははっっははははっ(笑)！！！」


『えぇ、何か言った？』








さっきくすぐたがっていた首をサワサワと触ったり背中をツンツンしたり、脇腹をこちょこちょとくすぐると必死に体を捩って大笑いするなーくん。









な「ごめ、ごめんん！！！お腹いたいっひひひひひひひっ！！あーっ、ははははははははっ(笑)！」


『降参した？』


な「した！したからぁぁ！！！！」









満足したから手を止めてあげる。


はぁ、楽しかった！

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