同居人はまさかの…！？２

コスプレ２(シーエル様リクエスト) ページ10

〜Aside〜

さとみくんに第５人格で勝つなんて無理だって…しょうがない…罰ゲーム聞くか…


『で、罰ゲーム何？』

さ「これから二時間くらい俺の言うことを聞いて♪」

『…聞かなかったら？』

さ「これをグループラインに送る」


そういってさとみくんが出したのは私の寝顔写真だった。


『待って！？こんなのいつ撮ったの！？』

さ「この前ソファーで爆睡してた時(笑)」

『え、消してよ！！』

さ「わかったって(笑)罰ゲームが終わったら消すから(笑)」

『で、何をしてほしいの？』

さ「これに着替えてきて？」


さとみくんに袋を渡されて中身を確認せずに隣の和室に移動する。


『…なにこれ…』


袋から出てきたのはナース服だった。ちょっと…どういう反応をしたらいいの？


さ「A？まだ？」

『も、もう終わる！！』


とりあえず、着替えてさとみくんに聞くか…え、待って！！めっちゃ恥ずかしい…


『…これ見せないとダメ？』

さ「見せてくれんと送るけど？」

『ああ！！ダメ！！もう！！はい！！』


慌ててさとみくんに着替えた姿を見せる。


『…無言で写真撮らないでくれる？』

さ「やっば…似合う…」

『これを着せるためにゲームしようって言ったんだね…』


さとみくん普段ゲームしようとか言わないから珍しいとは思ってたけどなあ…(笑)


さ「で、これ持って今日の体調どうですかってちゃんとナースになりきっていって」

『…さとみさん今日の体調どうですか？』

さ「良いですよ？Aさんが来てくれたので」

『ーー//////もういい？』


めっちゃ恥ずかしいんだけど！！何この茶番！？


さ「まあ、写真も撮れたしいっかな。次はこれ。」

『まだあるの！？』

さ「あと４着くらい？」

『嘘でしょ…』


こんな恥ずかしいのをあと４回も！？次は…メイド服…嫌な予感しかしない…


『着たよ…』

さ「じゃあ、メイドになりきって。俺お客さんな。」

『うう…おかえりなさいませ！ご主人さま☆』

さ「えっと、このカレーに魔法をかけてください」

『…っかしこまりました！！おいしくなあ〜れ♡萌え萌えキュン♡』

さ「…もういいよ(笑)」

『なんで笑うの！？』

さ「いや、思った以上にノリノリでやってくれるなあと(笑)」

『だってこれくらいしないとダメかなあって…もう次の服着ていい？』

さ「あ、ちょっと待って」


そう言うと、私を連写してから満足げな顔で「もういいよ」って言われた。


…恥ずかしすぎる！！

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