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可愛い【まふまふ】 ページ4

「可愛いよ、まふくん」

私がそう言えば、彼はいつだってこう返す。

「うるさい可愛くない。Aの方が可愛いもん。」

そう言ってむくれる私の大好きな彼。
そんな彼の“可愛い”が聴きたくて可愛いと言っているところもあるんだけれど。

「ごめんごめん、可愛いって言われたかっただけだよ?」

「…っ、許す。こっちおいで、A。」

真っ赤になるまふくんを見ながらふふんと笑ってまふくんに近づく。
そんな私を彼はいつだって優しく抱きとめてくれる。



そして、そんな言葉は他にもあって。

「好きだよ、まふくん」

私がそう言えば彼はいつだってこう返す。

「僕の方がAのこと好きだもん。」

とても、意地悪な笑みで。余裕たっぷりに。

そんな彼を見るたびに、胸がきゅーんと締め付けられるような感覚に陥る。

「うぅ、すき〜!」

そう言って駆け寄れば彼は優しく腕を広げて待ってくれている。

「ほら、A。おいで?」

…その、優しくも可愛くて大好きな笑みで。


_____

あーもうわけわかんないごめんなさい

お前のおかげで【りぶ】→←嫉妬?【うらたぬき】



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設定タグ:歌い手 , 短編集 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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あまと(プロフ) - すごく癒される。読んでてなんか幸せな気分になった。ありがとう (2019年6月11日 22時) (レス) id: 47baa46596 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななは | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年12月31日 3時

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