新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜

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side みやび

-教室にて-

　『隣に座っても？』
※本来はこのシーンでは明智が座っています

み「もちろんでございます！」

秀「お！Aちゃんや〜ん！」

　『名前をお伝えしましたっけ？』

秀「みやびちゃんがAさんって呼ぶの聞いとったらわかるやろ笑」

　『そうですね笑 大祝Aと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。』

秀「堅い堅い！にしてもべっぴんさんやね〜」

既に私の前に座っていた秀吉くんはAさんが来るとそう言いました
女好き、しっかり歴史上の豊臣秀吉を彷彿とさせますわ
打ち解けている様子なので特に気にしませんが。笑

井伊「武田、お前上杉とサシで勝負して勝てなかったらしいじゃねぇか」

み「川中島の戦いですね！！」

　『おぉ…！びっくり…』

秀「シーっ！」

武「あん時は警察が来てケリつけられなかったんだよ」

上「続けていればこちらが勝ったがね？」

武「は？じゃあその続きここでやるか？」

上「僕は一向に構わんが」

　(『あの金髪は武田と申すのか。言い訳に挑発…向きになっちゃってガキね ﾎﾞｿｯ』)

　(み「それ席に座っていたら聞こえてますよ」)

こちらへ来てコソコソ喋っているとはいえヒヤヒヤします！

武「てか、さっきから気持ち良さそうに喋ってるお前、名前なんての？」

　(『共感はするけれどなんとも嫌味ったらしい言い方 ﾎﾞｿｯ』)

やはりAさんは今朝のことがあってか武田くんが突っかかるようです苦笑

井「ﾊﾞｻｯ(ズボン)」

　(『？笑 あれは威嚇？笑』)

(み「Aさんシーっ」)

井「てめぇ…ナメてんな？」

武「ﾊﾞﾝｯ ナメねえよ。そんな汚ねぇつらを」

　(『確かに ﾎﾞｿｯ』)

(秀「Aちゃん辛辣…苦笑」)

　(『そう？あの金髪、顔は良いのよ。なんなら好み』)

(秀「やっとタメ口なったと思たらそんな…苦笑」)

そこに担任の肉山先生がいらっしゃり、お二人の言い争いを止めてくださったのち点呼が始まりました

と、横でAさんが動く気配がしたかと思うと、倒れたままの武田くんの机をそっと戻してあげているのですが

武「お前…」

　『これこそお邪魔よ ｺｿｺｿ』

武「あ？」

　『先生回ってらっしゃるでしょ ｺｿｺｿ』

武「ﾁｯ…」

また一触即発の雰囲気かと思いこれまたヒヤっとしました…
軽い舌打ちと一瞬の睨みだけで済んでホッとしております

　『(机くらいさっと直しなさいよ
　この人なりのプライドなのだろうけど手のかかる男だわ)』

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