12.えっと…つまり…? ページ15
「え。」
「いや、あれは説明になってないでしょ。なんで真衣君わかるの?」
「いや、つまり…その。」
「つまり?」
「シメる。」
「え。」
「はい?」
太宰さんのなんとも「は?」みたいな顔が面白い。
「真衣君。君はその異能をつかうのか?」
「え?、ああ、まぁそうなるんじゃないですか?」
「多分首領は真衣君を送り込むんだからよっぽどなんだと思うよ。」
「首領からの信頼なんて出世街道まっしぐらじゃないですか。」
「いや、そうゆう事じゃなくて。」
「はい?」
「もし真衣君に何かあったら私はどうすればいいんだい…?」
太宰さんはその甘い顔で私を見つめる。
そういう所が天然ジゴロなんですよ。
「何も無いです。だってあなたがいますから。」
「ふっ、照れるな…。」
・・・・
太宰さんのその顔は、ホンモノだった。
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もうすぐ14巻発売ですね!
楽しみです。
2017.12.1
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作者名:七蔵 | 作成日時:2017年11月5日 0時