お前ら頼むから仕事を増やすな…

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Aside


昨日ボンゴレファミリーについて調べてみたが大きい会社とかあさり貝とかしか出てこなかった。

あの後、あの場所にも行ってみたが何故か三年の不良がのびてるだけだった。

何があったんだ…



根津「川田」


「はい」


そんなこんなで今日はテスト返しだ。

ちなみに理科のテストで担当は根津先生だ。

根津先生は成績の悪い生徒をよくイジめることで有名だ。

本人曰く東大卒らしい。


根津「栗原」


「はい」


沢田「(最悪だ〜。理科のテストが返ってくる〜

全然分かんなかったし、よりにもよって先生は根津だもんな〜)」


根津「羽風」


『はい』


根津「今回も100点で学年1位だ」


「よくやったな」と言ってテストを返される。

まあ、いつも通りやっただけなのだが…

僕のイタズラ好きが幸いして化学や数学の類は得意なのだ。

自主的に調べることも多い。


「流石だぜ会長！」


「イケメンで勉強できるとか何なんだよ！」


「キャー！会長ー！」


などと黄色い声が上がるが無視だ。

こういう空気って苦手なんだよなぁ

当然のように点を取ってるとでも思っているのだろうか

生徒会長だからって先生からも生徒からも重圧がかかるんだから本当に疲れる。


根津「沢田」


沢田「はい」


沢田がテストを受け取ろうとしたが根津は舌打ちをし、テストを取り上げた。


根津「あくまで仮定の話だが……

クラスで唯一20点台をとって平均点をいちじるしく下げた生徒がいるとしよう」


沢田「あの…っ？」


あ〜ぁ、始まった…

今回の標的は沢田のようだ。


根津「エリートコースを歩んできた私が推測するに、そういう奴は学歴社会において足を引っぱるお荷物にしかならない」


確かに学歴社会であることには間違いはないが、必ずしもお荷物になるとは限らないだろ…


根津「そんなクズに生きている意味、あるのかねぇ？」


沢田「うわ──っ！」


根津先生はわざと沢田のテストが皆に見えるようにした。

そこには26点のテストがあった。

おかげで沢田は笑い者だ。

言い過ぎだし、仮にも教師がやることかよ


「わっ、26点！」


「やっぱダメツナか…」


根津「次、鈴木ーっ」


皆に笑われながら席に戻る沢田に同情してしまう。

君達だって低い点くらい取ったことあるだろ…









京子「評価とお気に入り登録よろしくね！(笑顔」

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