標的47 ページ8
Aside
六道の右目に藍色の炎が灯り、両者の武器が音を立ててぶつかった。
六道「一瞬で終わりますよ…！」
雲雀先輩のトンファーと六道の三叉の槍がぶつかり鋭い金属音が響き渡る。
両者一歩も譲らない激しい攻防戦だ。
雲雀「君の一瞬っていつまで？」
再び武器同士がぶつかり、六道が距離をとった。
沢田「やっぱり強い！ さすが雲雀さん！！」
『あの怪我でよくやるよ…』
ﾘﾎﾞｰﾝ「コイツらを侮るなよ、骸。お前が思っているよりずっと伸び盛りだぞ」
六道「なるほど、そのようですね
彼が怪我をしてなければ勝負は分からなかったかもしれない」
その時、雲雀先輩の肩から血が吹き出した。
雲雀「！」
六道「時間の無駄です。手っ取り早く済ませましょう」
六道の目の数字が“一”に変わった。
その瞬間、ホールの天井に美しい桜が咲き誇った。
沢田「さ、桜！？ まさか雲雀さんのサクラクラ病を利用して…！」
『何それ？』
サクラクラ病とは桜を見ると立っていられなくなる奇病らしい。
聞けば少し前の花見でシャマル先生から食らったのだとか。
いや、何やってるんですか先輩……
六道は少しフラついた雲雀先輩に勝ちを確信した笑みを浮かべている。
六道「クフフ、さあまた跪いてもらいましょう」
沢田「そんな！ 雲雀さん！」
そんなに心配しなくても
『雲雀先輩なら大丈夫だよ』
瞬間、六道に雲雀先輩の重い一撃が入った。
六道「おや？」
六道の口からは一筋の血が流れた。
獄寺「へへ……甘かったな
シャマルからこいつを預かって来たのさ。サクラクラ病の処方箋だ」
沢田「それじゃあ！！」
勿論、今の先輩にとって桜なんてなんの脅威にもならないただの植物でしかない。
すかさず2発目、3発目の攻撃が入る。
六道の体が宙に舞う。
ついに六道は血を吐きながら倒れた。
すると満開に咲いていた桜は跡形もなく消えてしまった。
沢田「桜は幻覚だったんだ！
っていうか…これって……」
獄寺「おいしいとこ全部持っていきやがって」
ついに六道を倒したのだと実感が湧いてくる。
結局雲雀先輩が全部やっちゃったなぁ……
自分も戦ってみたかったので少し惜しい気もするが何はともあれ一安心だ。
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フランとベル - こうして見るとナッポーししょーってしつこいですよねー「クフフフ、誰がナッポーですか!!」ｸﾞｻｯししょーイタいですーやめてくださーい「何が痛いのですか？」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯそれはししょーの頭がナッポーでチクチク痛いのと頭が可笑しくてイタイの両方ですー (2021年9月17日 19時) (
レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
クロ民(プロフ) - 星猫さん» ゲゲゲの鬼太郎は幼少の頃しかみてなかったので分からないです…。高評価ありがとうございます！ (2021年9月6日 19時) (レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 夢主さんって、苦労しますね。高評価しました！後、ゲゲゲの鬼太郎６期は知ってます？ (2021年9月6日 19時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨さん(プロフ) - 懐かしのリボーン ！天才ですか？最高すぎます！！ (2021年8月23日 14時) (レス) id: 574fe871d2 (このIDを非表示/違反報告)
クロ民(プロフ) - いろいろと最高。ありがとうございます！ (2021年8月19日 15時) (レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
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