33 ページ34
Aside
先程まで虎杖を嘲笑っていた特級は宿儺の圧倒的な存在感に怖気付きビクビクしている。
宿儺「少し待て、今考えてる」
そんな特級を気にもとめず宿儺は肩を叩いた。
宿儺「(
となると奴らが一番困るのは…
コレだろうな、ふりだしに戻してやる)」
宿儺の作戦は特級も共に伏黒を追い、ふりだしに戻すというものだった。
恵、頼むから釘崎を救出かつ帳の外に出ていてくれ
宿儺「おい
ガキ共を殺しに行くぞ、付いて来い」
宿儺の呼びかけに驚き飛び退いた特級をよそに、宿儺はボロボロになっていた指を治した。
『! 反転術式!』
反転術式は
とても高度な技で、そんなホイホイと使えるようなものではない。
そしてソレを他人にすることが出来る術師はほんのひと握りである。
僕も習得しないとなぁ…
そんなことを考えていると特級が宿儺に向かって呪力を放った。
宿儺「馬鹿が」
宿儺は左手も治し、片手でいとも簡単に防いだ。
宿儺「あ、こっちも治してしまった」
「あ」じゃねぇよ、そんな無意識に出来るもんじゃねぇんだよ!
宿儺「散歩は嫌か
まあ元来、呪霊は生まれた場に留まるモノだしな
良い良い」
笑いながら言う宿儺。
が、次の瞬間_
宿儺「ここで死ね」
特級の顔を掴み床に叩きつけた。
特級はめり込み動けないようだ。
宿儺「ほら、頑張れ頑張れ」
宿儺は嘲笑いながら特級を踏みつけた。
その衝撃で床が崩れる。
『素の力でアレって…』
馬鹿力すぎるだろ
特級が共に落ちていく宿儺の足を掴み投げた。
宿儺「おっ」
いや、投げようとしたが腕ごと斬られ宿儺が持っている。
宿儺「呪霊といえど腕は惜しいか?」
ゲラゲラと宿儺の笑い声が響く。
それがただただ恐怖だった。
虎杖「評価とお気に入り登録よろしくな!」
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロにゃんスリーピー(プロフ) - 応援ありがとうございます!オチはまだ未定です。多分後々決めると思います。 (2021年5月13日 21時) (レス) id: 803aa7d309 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月13日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クロ民 | 作成日時:2021年3月26日 21時