【企画設定集】妖滅隊【+派生作品】 (ページ17)

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【関係】ページ17

天知志鶴【しずる】
人の名前を呼ばないし呼ばせない丹頂にしては珍しく、名前を呼ぶ人物
「天知」という名前がどうしても気になる様子
といっても生前の記憶はないため、どうあがいてもそれは自分の数百年後の子孫だという考えには至らない
ただし、天知と同じようにどこか近親感を抱いているのだと考えられる
また、そのせいか、他よりも妬みを激しくなるよう
ただしもしも丹頂と天知が戦えば、最後の最後で一瞬の気の迷いが出ることだろう
「ああ、羨ましいわ。羨ましい。羨ましい。どうして！どうしてあの子は、あんなにも、幸せそうな顔をしているの？」
「憎たらしくて、たまらないの。いつもよりも、憎悪が体を支配するのよ。おかしいわ。おかしいの。許せないわ」

犬飼千尚【ーー】
過去に彼の家族を惨殺している
しかし丹頂にとってみれば数ある行の一つに過ぎず、顔すら覚えていない
いわゆるどうでもいい存在
なので再度彼が立ち向かってきた時、殺しもせずに放置した
自分の脅威になるなど全く思ってもいなかったし、丹頂曰く「あなたは目が死んでるの。だから、なんにも羨ましくないわ」
本来であれば「大切な人のために復讐できるだなんて羨ましいわ」というところである
「……ああ、ああ！ごめんなさい。ごめんなさい。でも、でも、あなたたちが幸せそうにしてるから。どうしても、羨ましかったのよ。ああ、妬ましい妬ましい。悲しいわ」
「……だあれ、知らないわ。知らないの。あなたなんて知らないのよ。あなたみたいに目の力のない人間になんて、興味もないのよ」

雲龍【うんりゅう殿】
ぶっちゃけ名前を覚えていない
呼んではいるが自信がない
だけど妖怪として先輩である彼のことを嫌っているわけではなく割りと好意的に接する方
また無口ものどおし噛み合ってそうで噛み合っていない会話を繰り広げている
また、剣士であるからか、無意識で一目置いているようで、彼が話しているときは割と静かに話を聞いている
「うんりゅう殿、は、素晴らしき方かと……。ええ、ええ。思っているわ。だけれど、私がどう思ったって、どうせ、どうせ」
「……剣の腕は、素晴らしいと思いの。……羨ましいわ、私も、あんなに自由に剣を振るいたい」