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深「んじゃあ…初めに、一緒に帰ったりしてみます？」
「一緒に帰ったことあるじゃん笑」
深「付き合ってからは初めてだろ笑」
深澤の笑う顔が、なんだかいつもより心にきゅんきゅん刺さる
付き合ってから初めての… 一緒に下校、か。
ど、どうしたら…
深「…あ、うそ、ごめん！図書室にみんな待たせてるの忘れてた」
私が緊張で意識を飛ばしてる中、
深澤は鳴ったスマホを確認してハッとした。
「みんな？」
深「照たち。みんなで自主勉してたの」
「テスト勉強？！？！」
深「え？うん。驚きすぎじゃねえ？笑」
「意外すぎて…笑
ていうか、それなら早く戻ってあげて」
私が笑ってそう言うと、深澤は目を丸くする
深「…いいの？付き合って初日なのに」
「いいのって、何が？」
深「俺と帰らなくていーの？」
「うん、これから先いくらでも一緒に帰れるし」
そのセリフに、特別な意味を含んだつもりはなかった。
なのに、深澤は嬉しそうに口角を上げた。
その表情が謎で、私が「なに？」と眉間に皺を寄せると
深澤は私の頭をポンポンと撫でた。
深「…末永く一緒にいて、ってことで捉えていいの？それ」
てか、そーゆー意味であってほしいんだけど。と付け足して、深澤はケラケラ笑った。
ずるい
そうやってコロコロ表情を変えるところも、
私の心を簡単に動かすところも。
「…違うんだけど」
顔が熱くなった感覚がして、私は急いで顔を背けた。
深「そこは、うんって可愛く頷いとけ笑」
私の顔を深澤が覗き込む。
やだ、見ないで。
今絶対恥ずかしい顔してる。
深「… …赤くなってる？」
必死に顔を隠そうとする私の両手を掴んで、深澤はさらに顔を覗き込んできた。
「なってない！！ウザい！！」
深「いや、ムキになるってことは赤くなってんでしょ？笑」
「不本意！！」
深「どっちかっつーと俺の方が顔赤くなりたい気分なんだけど。笑」
「…もう、手離して！」
深「絶対やだ」
恥ずかしくて甘ったるくて、
わけわかんない時間が流れる。
付き合うって、こんなことが毎日続くんだろうか
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なな(プロフ) - Reina0505さん» 教えてくださってありがとうございます！🥲💓修正しました🥹💕 (2022年10月16日 2時) (
レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
Reina0505(プロフ) - 11の途中のあのなぁ、ってところ深になってますよぉー! (2022年10月15日 23時) (レス) id: e9a7ce7fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2022年9月18日 19時
