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「まってまって…
つまり、みんなから見た俺って
Aのこと好き…っぽいの？」
俺が真剣な顔でそう尋ねると、みんな「うわ〜…」みたいな顔して頭を抱えだした。
「はぁっ？ え、何よその反応…笑」
ラ「ここまで拗らせてんのかぁ…って呆れてる。笑」
「呆れ…っ！？」
向「ほんまに今まで誰かを本気で好きになったことないんやねぇ…」
宮「可哀想に…」
佐「アーメン！！」
「どうしようこいつらすっげームカつく…笑」
岩「 …ふっかはさ、翔太とAちゃんのこと素直に応援できんの？」
…みんなの言葉に笑ってた俺だけど、
照の言葉には思考停止した。
なべとAのこと…か。
2人がくっつくことを、本来俺は祈らなきゃいけないよね
大事な友達、ナベの幸せを願うなら。
そりゃあ…さ、応援したいよ。
……ああ、でも
なんでこんなに「うん」の一言が喉に詰まるんだろう？
阿「Aちゃんを翔太には渡さない！みたいな気持ちとか少しも湧かないの〜？」
「…えっと」
こんな時に、翔太の良いところばっか浮かんでくるのはなんでなんだ？
翔太がすげー嫌な奴なら、
うんって即応できんのに。
おかげで、阿部ちゃんからの質問に頷くことができない
ラ「んー…待って！一回しょっぴーのことは置いて考えてみて？」
そんな俺の顔を覗き込んで、ラウールがそう言った。
ラ「ふっかさんは、Aちゃんと付き合いたいって思う？」
「…… いや、思わない」
目「え、思わないの？」
佐「なんで？！」
「……付き合ったら別れる日が来ちゃうでしょ」
俺のその一言にみんなはニヤニヤ笑った。
阿「そーだよねえ、ふっかはすぐ破局してばっかりだもんねえ。笑」
「…うるさいよ？笑」
宮「Aちゃんのどんなところに惹かれるの？」
「えっ？… んー…何から言おっかな…」
岩「…っふふ」
「なに！笑」
目「ふっかさん可愛いね？笑」
「なにが！笑」
阿「…ねえ、
今まで、誰かと付き合う前にそんなに悩んだことあった？」
阿部ちゃんがクスッと笑って、俺の目を見つめた。
付き合う前に、悩んだこと？
…え、ない。
ないよね、俺。
衝撃の事実を発覚したら思わずハッと声が出ちゃって、みんながさらに笑った。
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なな(プロフ) - Reina0505さん» 教えてくださってありがとうございます！🥲💓修正しました🥹💕 (2022年10月16日 2時) (
レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
Reina0505(プロフ) - 11の途中のあのなぁ、ってところ深になってますよぉー! (2022年10月15日 23時) (レス) id: e9a7ce7fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2022年9月18日 19時
