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渡辺くんとの会話が落ち着いたあと、
そのタイミングを見計らっていた向井くんと佐久間くんが、渡辺くんに「バドミントンやろーぜ！」と迫った。
渋々バドミントンに連れられる渡辺くんの背中を見送って、私はまたボーッと考え事。
よかったんだろうか…あんなこと渡辺くんに言って。
あんな話をした後に私が渡辺くんの気持ちに答えられませんって断りを入れたら、
私は自分で自分のことを見る目がないやつ。と認定することになる。
いや、自分の評価はどうでもいいんだけど…
渡辺くんにすごく、期待を持たせることを言ってしまったような…。
深「考え事得意だねえ、Aは」
そんな私の隣に腰掛けて、深澤が優しい笑顔を向けてきた
「…あっ、ごめん」
深「なんか悩んでんの？」
「うーん…あ、深澤へのカーディガンの返し方とか」
深「そんなんフツーに渡してくれればいいじゃん笑」
「ほら…タイミングなかったから。笑」
深「そお？休み時間とかあったじゃん笑」
「いや、女の子に話しかけられてたし…」
深「別に気使わなくてもいいのに。笑」
「でも、仲良さそうな子だったし…」
深「んー？まあ、去年クラス同じだったからねっ」
「いつもカーディガン貸してもらってるって言ってたから…私がそんな時に返しに行ったら嫌味かなって」
深「そんなことまで聞こえてた？！笑
あの教室やっぱり狭いよなあ〜笑」
「あははっ、笑
あの子深澤のこと好きっぽそうな感じしたしさ、尚更…」
深「えっ、女の子同士ってそういうのやっぱりわかんの？誰が誰を好きそう、とか」
「？どういうこと？」
深「…こういうこと自分から言うのダサいけど、
あの後告られたもん、あの子に」
あ、そうなんだ。やっぱり。
いかにも、深澤のこと好きですって感じの顔してたもんな、あの可愛い子。
目が大きくて、明るくて、まるでめるるみたいに…
自分とは真逆なタイプの可愛い子だった。
「女の勘…みたいなやつでわかった」
深「すげー！笑」
岩「何、また告られたの？ふっか」
ラ「何でなんだろうね？」
深「何でだろうねって最高に失礼だよね？ん？」
目「う〜ん…」
深「唸るのやめて？めめ？」
私たちの会話にみんな興味津々で混ざってくる。
(その告白にOKはしたの？)
そんなことが聞けないまま、チャイムが鳴った。
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なな(プロフ) - Reina0505さん» 教えてくださってありがとうございます！🥲💓修正しました🥹💕 (2022年10月16日 2時) (
レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
Reina0505(プロフ) - 11の途中のあのなぁ、ってところ深になってますよぉー! (2022年10月15日 23時) (レス) id: e9a7ce7fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2022年9月18日 19時
