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目「ベッド空いてるね、どうする?」







保健室に入ると、3台のベッド全て空いていた。





「どうするも何も…寝たら?」




目「よくよく考えたら、寝たいのって俺だけだよね」




「…うん?」





目「A、なんでついてきてくれたの?」





「目黒くんが連れてきたんでしょーが」






何言ってんだこの人は。



…という意味を込めて、繋がれた手を軽く払った。





目「あははっ、そうだね笑





俺さ、保健室って今まで使ったことなかったんだよね。


Aは何回か来たことあるの?」





目黒くんは空いてるベッドに腰掛けて、私にそんな質問を投げかけてくる。


合わせて、何となく隣に私も座った。






「ん〜超サボりたい時とか、かな」




目「本当意外。真面目そうなのに」




「目黒くんこそ…って、この会話デジャヴなんだけど笑」




目「俺も。笑


…なんかAとの会話のリズム落ち着く」







目黒くんは…不思議なタイプだなぁ。



超イケメンなのに、なんだか変わってるというか。



会話の意図が全く読めないけど、
きっと深い意味なんて含んでないんだろうなと思うとちょっと可愛い。





目「Aが屋上初めていくってさっき言ってたからさ、俺も初めての保健室はAと行こうかなって思って。


だからついてきてもらった」




「…『初めて』の等価交換?」




目「灯火…?」



「…ごめん、意味わかんないよねきっと」



目「呆れられてるのは伝わってくるけど?笑」





目黒くんのツッコミに、思わず笑ってしまった。

確かに目黒くんとの会話のテンポ、面白いかも。






…その時だった。


廊下から、パタパタ歩いてくる音がする。





目「?保健室の先生かな?」


「え、勝手にいたら怒られるよね?」


目「…隠れて、俺が何とか理由つけるから」




目黒くんは立ち上がって、私が座っているベッドのカーテンを閉めた。




「えっ、ちょ…」





私だけがカーテンに隠れてベッドに座り、
目黒くんは保健室のドアを開けようと進む。




すると、ドアが開く音と共に、慌ただしい足音が保健室に侵入した。






深「センセー…ってあれ、めめ?」



目「?あれ、ふっかさんか!先生かと思った」





ふっかさん…?




って、深澤?










なんとなく、私の口元が緩んだ。






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なな(プロフ) - Reina0505さん» 教えてくださってありがとうございます!🥲💓修正しました🥹💕 (2022年10月16日 2時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
Reina0505(プロフ) - 11の途中のあのなぁ、ってところ深になってますよぉー! (2022年10月15日 23時) (レス) id: e9a7ce7fe3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なな | 作成日時:2022年9月18日 19時

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