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深「てか時間平気？あと1分だけど笑」
向「あっ？！あかん！！ちょ、もう行くわ、また後で話に来るからっ！」
深「おん、待ってる待ってる。笑」
向井くんは身なりを整えると、「じゃあまたね〜！」と私たちにも笑顔で手を振って教室を出て行った。
め「…康二くん元気だねぇ〜笑」
「ねっ、初めて話したけど接しやすかった…」
め「ま、Aが無事到着できてよかった！笑
あとで康二くんにお礼言わないとだねっ！」
めるるの言う通り。
後でちょっとしたお菓子か飲み物でも買って、お礼しよう。
そういえば…深澤にカーディガンを返さなくては。
私も立ち上がって身なりを整え、
深澤の元へ行こうとすると
何故か目の前に深澤が寄ってきた。
深「おはよ…って、さっきも言ったっけ？笑」
「あ、おはよ…って、言われた気がする。笑」
近寄った深澤からあの甘い香りがふわっとして、昨日のカーディガンに包まれた記憶を思い出す。
…なんだか照れ臭くて、顔を見て話せない。
俯き気味に笑う私。
…すると突然、深澤が私の手に触れてきた。
「えっ」
深「…さっき康二と繋いだ手ってこっち？」
「うん…？」
深「ふーん。 ははっ、手ぇちっちゃいね。笑」
深澤はクスッと微笑む。
そして、手のひら同士を重ねて手の大きさを比べた後、恋人繋ぎのようにギュッと握ってきた。
「…？なに…」
深「ん〜？いや、？」
「？？どうしたの？」
深「や？別に。笑」
め「はいはい！HR始まるから！イチャイチャしないのー！♡」
ニヤニヤしためるるに手を引き剥がされ、無理やり自分の席に連行された。
「あっ…」
カーディガン返しそびれた。
まぁ…いいか。後の休み時間にでも返せば。
…ところでなんなんだ今のは！！！！
必死でなんでもない顔をしてみたが、訳がわからなかった。
深澤に手を握られただけでドキドキしている自分にも訳がわからない。
突然だったから…？
嫌だったから…？
いやいや、嫌な感じではなくてむしろ…
…考えるのやめよ。と放棄して、私は自分の机に着いた。
深 ( …え、俺なんであんなことしたんだろ。
わけわかんね〜…どうしよ、なんだこれ…？
…康二に嫉妬したの？俺？…なんで？)
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なな(プロフ) - Reina0505さん» 教えてくださってありがとうございます！🥲💓修正しました🥹💕 (2022年10月16日 2時) (
レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
Reina0505(プロフ) - 11の途中のあのなぁ、ってところ深になってますよぉー! (2022年10月15日 23時) (レス) id: e9a7ce7fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2022年9月18日 19時
