君の彼氏になりたい。(4) (ページ9)

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向「あ！出た！リューキくん！」

阿「リーダーだっけ？？」

Battlecryの中でも、リューキのオーラは圧倒的

ポケットに両手を突っ込んで歩く姿は、
偉そうなのに気品がある。

リ「…久々じゃん、A」

リューキは、Aの前に立った
そして、見下ろすようにAを眺めて、ニヤッと口角を上げる

「… …あ、うん」

「よっ」と軽く手を上げたそぶりを見せると、Aはそそくさとその場を離れた。

リ「は？ちょ… …おい！」

ラ「え？！」

向「塩対応すぎん？！笑」

ラ「友達なんじゃないの？！」

渡「… …？涼太、リューキって…」

宮「ああ、そうだと思う。」

深「あのリューキ、だよね笑」

目「？なに、みんなでコソコソして」

ラ「みんなもリューキくんと知り合いなの？」

佐「んー、俺らは直接接点ないけど！噂はよく聞いてた」

向「…噂？」

岩「… …リューキはAのことが大嫌いで、ジャニーズを辞めたっていう噂。」

ラ「えっ…？！」

阿「あ、それ違うらしいよ！

　本当はー… …」

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リ「…おい、待てよ」

　

「もー！何の用なのさ！」

ケータリングへ向かうAを早足で追いかけて、リューキはパシっと手を掴んだ。

リ「…久々じゃん、もっとなんか言うことねえの」

「ない。」

リ「… … …楽しくやってんの？SnowMan」

「見てたらわかるだろ〜！笑楽しすぎるわ毎日！」

リ「… あっそ。んで？いつ辞めんの？」

「話が飛躍しすぎない？笑」

リ「…もう辞めろよ、SnowManも、ジャニーズも」

「…なんで？」

リ「女がいる場所じゃねーよ。邪魔だろどう考えても」

「 … … … 」

リ「俺、お前がいるの本当嫌だったよ。気持ち乱されるし、目に入るだけでムカついた。きっとあいつらもそうなんじゃないの？」

「… …そーかもね。

でも、10人でSnow Manだって…
ふっかが言ってくれた。

誰になんて言われようが、
みんなが必要としてくれる限り絶対やめませーん」

Aは笑いながらそう言い張った。

リ「… …そうかよ」

リューキは舌打ちすると、その場から離れてしまった。

その仕打ちに、ふつふつと腹が立ってくる。

「( …なんだあいつ！)」

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