君の彼氏になりたい。(4) (ページ6)

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【後日… 】

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その一件から1週間後のダンスレッスン時。

「…ん！」

準備運動してる中で、Aがレントゲンの写真をひーくんに差し出した。

岩「 …ん？」

「ひーくんがうるさいから！病院に！わざわざ！お願いして！レントゲン撮ってきた！」

やたら誇張していうAに、
ひーくんはピクっと眉を動かす

岩「…」

「見ての通り異常ないし、もう完全に痛みもない！そろそろいつも通りのダンスパート任せt…」

岩「… …無理」

「は？！」

岩「今の言い方シンプルに腹立ったから踊らせない」

ふんっと鼻で笑って、Aのおでこをツンッと突いたひーくんは、鏡の前に向かって歩き出した。

「！！この高身長体力お化け！！！」

岩「…それ悪口じゃねえだろ笑」

「思いやりが過保護なんだよ！」

岩「良いことじゃん？」

「けっ！ひーくんの振り付け難しいけど私の理想通りでかっこよくて最高！」

岩「… … 笑踊っていーよ」

「ふん！」

Aの吠えにケラケラ笑いながら、
ちょいちょいとAを手招きするひーくん。

全部褒め言葉なのに、謎に「言い負かしてやった！」と言わんばかりの威張り具合でひーくんの元に駆け寄るAの姿に、みんな笑った。

阿「…あの一件から、自分が思ってること隠したり遠回しにしないで言うようになったよね、2人とも笑」

深「痴話喧嘩見せられてる気分で鼻につくけどな？笑」

目「まあ微笑ましいよね、笑」

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岩「… だから違うって、ここは右足にゾンビが捕まってるくらいの重さ出したいんだよ」

「え、絶対もう少し軽めに引っかけるくらいの方がいいって。そんで次の動きを重くしてメリハリつけた方が面白いじゃん！」

岩「？やってみて」

「こうして〜… …こうっ！ほら、よくない？」

岩「あ、たしかに良いかも…！すげー好き！」

「私のこと？」

岩「うん、

… … …！？は？！違ッ…違くはない…？！けど…！」

「あははっ！違くないの？笑」

岩「… …笑うん、好きだよ… くっそはず…笑」

「私も私も〜！♡笑」

佐「 ( … …おやおや？) 」

ラ「 ( …たしかに) 」

皆「 (ちょっと鼻につくかもな、やっぱり笑)」

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