君の彼氏になりたい。(4) (ページ22)

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「ぶえっくしゅんッ！ … …あ゛ー！」

ラ「…ね、マジその色気無いくしゃみやめな？笑」

「んふっ笑
　
　くしゃみした後って大声出したくならない？」

宮「ちょっと分かる」

目「…風邪？」

めめが心配そうにティッシュを渡すと、Aはそれを受け取って「ありがとー」と微笑んだ。

「…んやぁ？急に出た！」

阿「誰かしゅがの噂してるのかもしれないねっ」

「あ〜、可愛いとかね！」

渡「 (…ムカつくけど可愛いのは事実だし突っ込むの面倒くせ…)」

「…や、なんか言ってよ笑」

佐「ん… …Aは可愛いよなぁ〜…

顔も声も性格も全部…」

「「「… … …え？」」」

みんなの視線がさっくんに集まると、さっくんはとろーんとした顔で不思議そうに首を傾げた。

佐「…んえ？なに〜？？」

向「…なあ、さっくん眠たいんやろお？笑」

佐「ん〜…いっぱいリハしたからちょっと…疲れて…」

渡「悪いけどお前本音ダダ漏れだったよ、さっき笑」

佐「…エ？」

しょっぴーがそういうと、さっくんはフリーズする。

そして次第に、顔が耳まで真っ赤になる。

佐「えっ…やぁば〜…ええ、俺声に出てたぁ？」

深「出てたよー？思いっきり出てたよー？笑」

「びっくりするほど真面目なトーンで…笑」

岩「… まあ、Aは可愛いよ、マジで」

「ひーくんまで何？！」

岩「や？事実っていうか」

宮「うん、本当可愛いよね。気品がある」

「いやいやいや！いーっていーって！うるさい！」

目、ラ「 ( 褒められると弱いとこも可愛いんだよなぁ、笑) 」

深「んははっ、かあいい、笑

てか明日本番でのしゅがのダンス楽しみなんだよなぁ、俺ぇ笑」

岩「アップテンポな曲だとテンション上がってネジ飛ばすもんな〜笑」

阿「ラウールもそのタイプだよね笑」

ラ「恥ずかしいから！からかわないで！笑」

「自覚はあるけどネジ飛ぶの我慢できないよね笑」

目「でも俺ネジ飛んでる2人のパフォーマンス凄い好きだよ、アホっぽいけどかっこいい」

「褒めてるのか馬鹿にしてるのか…？」

向「とにかく、明日は思いっきり派手にいきたいなぁ！バトクラに負けてられへんやんっ！」

康二のニカッと笑う姿に、みんなつられて微笑む。
「バトクラに負けてられない」…

みんな、心の中で頷いた。

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