【Snow ManのPrincess】 ページ41
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とある日のCDTV収録日。
「Grandeur」のパフォーマンス中だった。
Aの様子がおかしい。
尋常じゃない汗の量、
ひどい息切れ、
いつもよりキレの悪いダンス。
深「(… …今日のA、なんか違う… ?)」
向「( … …なぁんか元気あらへんのよなぁ)」
メンバーもちらほらその異変には気づくが、
パフォーマンスを続ける。
でも、サビに入る瞬間、
Aが足を踏み外しバランスを崩した。
「っわぁ!」
宮「おっと、!」
倒れそうになるAの腰を咄嗟に館様が支えた。
その声と物音に、みんなが目を向ける。
佐「なになに!」
阿「どした?アクシデント?!」
渡「しゅがが転びそうになった」
「っぷあー!ごめんごめん!だてさまありがとっ」
Aが申し訳なさそうに微笑む
宮「 ( … …足に全然力入ってないな) 」
ふらつきながら館様の腕を離れて、
Aは顔にかかる髪を払った
「音楽止めちゃってごめんなさーい!
みんなもごめん!もう一回音くださ……」
岩「はい、回収」
言いかけるAの手をひーくんがつかむ。
岩「 ( … …手熱すぎ、こいつ… ) 」
「え、なにっ!」
宮「照、抱えた方がいいかも」
「ん?え?」
岩「おお、そうするわ」
「え、ちょ… …うわっ」
ひーくんが、Aを軽々とお姫様抱っこする。
その様子に、メンバーは何かを悟ったようだ。
深「あー、ちょっと止めてもらっていいっすか?すぐまた戻ってくるんで!いったん!」
ふっかさんが周りにそう言うと、
スタッフは優しく了承してくれた。
Aを抱きかかえたひーくんを先頭に、
ゾロゾロとメンバーが後を追って楽屋に戻った。
「ねーまって、なに、下ろしてっ」
岩「…熱あんだろ」
「… … … ないケド?!」
岩「気まずそうな顔してんのバレバレ笑
まあこのちょっとの間だけでも休んどけよ。
俺らお姫様の世話するためにいるんだからさ」
「… … んん … ごめんね、ひーくん」
ラ「謝んなくていいのに〜笑」
ひーくんの隣に、とたとたラウールが駆け寄ってきた。
Aのおでこを軽く撫でて、
「こんなんでよく頑張ったね」と微笑むラウール。
気づけば、Aは目を閉じていた。
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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです!ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ!❤️ (2022年4月12日 0時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2022年4月5日 21時