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ただ…世間は最初、Aを良くは思っていなかった。
ジャニーズに飛び込んだ「男好き」。
女性アイドルグループに入れば良いのに…
なんでわざわざジャニーズに？
ジャニーさん直々のスカウトの上入所したのだが、世間にはAの嫌な噂が1人歩きしていた。
とある大きなライブの日のこと。
ファンに向かって手を振っていたAの動きが、ピタッと止まってしまったことがあった。
宮「A？どうし… … 」
心配した館さまがAの近くに寄ると、
Aの目線の先には
「Aブス！」
「ジャニーズ辞めろ！」
「男好ききもいよ♡」
「早く消えてね」
と書かれたうちわがあった。
持ち主の女の子達は、「あはは！見てる見てる！」とゲラゲラ笑っている。
宮「…A、気にしないで。あんなの」
「… …うん！気にしてないよ〜！」
咄嗟に笑顔をつくるAは、
明らかにいつもよりテンションが暗くて。
館さまは、Aの肩を強く抱きしめた。
そんな時だった。
渡『お前らのがブスだろ！』
遠くで歌っていたしょっぴーが走って来て、
女の子達を指差してそう言った。
しょっぴーの大声に、
キィィィンとマイクが嫌な音をたてた。
「う、るさぁ…っ！」
「はぁ？！うちらがブス？！」
「しょっぴーなんでそんな酷いこというの？！」
その女の子達が騒つく姿を見て、
しょっぴーは楽しそうに笑った
岩『俺らのメンバー貶す子はファンじゃないよ』
深『お出口あちらでーす』
ひーくんもふっかも、口を揃えてそういう。
「だてさま…しょっぴー…ひーくん、ふっかさん…」
Aが顔を上げると、
笑顔でグッと親指を立てる4人の姿があった。
でも、Aは忘れていなかった。
さっくんの、「みんなお金を払ってライブを見に来てくれてるんだ」という言葉を。
「ありがとね、みんなっ」
Aは、4人に笑顔を向けた後、
うちわを持っている女の子達の前にしゃがみ込んだ。
そして、一人ひとりの目をしっかり見つめて
甘い歌声を響き渡らせた。
「Baby もう帰さない 身体中が僕で染まるまで」
party!party!party!を力強く歌い上げ、
女の子達にウインクをした。
女の子「… … …ッッ/////」
女の子達は顔を赤らめ、
しばらくしてうちわを下ろした。
6人「(… … …恐ろしく魅力的だな、A)」
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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです！ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ！❤️ (2022年4月12日 0時) (
レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2022年4月5日 21時
