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「… わかってるわかってる!気にしてないよ!
さぁ〜!ステージ行かないとっ!阿部ちゃんも!」
微笑んだあと、阿部ちゃんの肩をポンっと叩いて、Aはステージに向かった。
阿「 (あんな熱い体で踏ん張って…
あんな小さな背中でいろんなものを背負って…
本当、すごいよ… …Aは… )」
Aの背中をしみじみと見つめた後、阿部ちゃんもステージに上がった。
* * *
無事、パフォーマンスは終了
先ほどよりも良い仕上がりに、スタジオ全体が満足げな空気になる。
深「よっしゃぁ!めっちゃよかったよね?!」
目「すげーいい感じに体動いた…」
宮「Aもキレ良くなってたね、
でもさっさと楽屋帰って、念のため早く休もう」
「うん!ひーくん!おんぶ!」
岩「ハイハイ笑」
ラ「はー!踊った踊った!」
佐「俺らも早く戻ろーぜ!」
渡「汗拭きたい… …」
阿「なんか冷たいもの食べたいよね!」
向「アイスたべたぁい!」
ラ「わっかるー!
… …ん? ねー、ねー!あれ!」
ラウールの指差す方に、みんなが顔を向ける
ラ「アレ、Aへのプレゼント?だよね?」
スタジオ共有のゴミ捨て場に「A様」と大きく書かれた段ボールが置かれていた。
向「あ!ホンマや!さっきマネージャーさんが足元に置いとったやつ!」
佐「… あー」
ラ「ね、ね!なんで捨ててあるの?間違い?」
ラウールが段ボールに駆け寄る
渡「中、見てみな。ラウール」
阿「…え、いいの?!」
ラ「え?!いいの?!」
佐「んまぁ、見たほうが早いよ」
阿「…ゆっくり見ろよ、気をつけてね?」
向「なにそれー?笑
びっくり箱かなんかなん?笑」
康二もラウールの元に駆け寄ると、2人で恐る恐る段ボールを開いた。
ラ「 … … …え…?」
向「… …何、なん… コレ」
中に入っていたのは、
ズタズタに切り刻まれたAの写真、ぬいぐるみ
首の折れたアクスタ、その他見るも無残なグッズの数々
「死ね」と乱雑に書かれた手紙や、
血文字のようなもので書かれた暴言なども目立つ。
ラ「え、 …」
岩『熱烈なプレゼント』
ラウールの中で、ひーくんの言葉が蘇る。
ラ「(熱烈って…こういうこと?)」
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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです!ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ!❤️ (2022年4月12日 0時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2022年4月5日 21時