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日付は変わったが、
康二とラウールの状況に変化はナシ
2人ともプロなので喧嘩を仕事には持ち込まないが、
楽屋で口を聞くことはなく、
周りもなんとなく気まずい空気を感じていた。
そんな時だった
目「ラウール、康二。ちょっときて」
痺れを切らしためめが、
2人を自分の元に呼んだ
ラ「… … …」
向「… … …」
ラ「お、俺マネージャーさんに次の現場の確認してくるから…」
渡「お台場だよ、ラウール」
ラ「あっ、…」
目「… …ほら、早く来て」
渋々、めめの元に集まる康二とラウール
目「いつまでそんなんでいるつもり?
2人はともかく… …周りも気まずくなるんだよ。
だからさ、ちゃんと今ここで解決しよ」
ラ「 … … …」
向「… … …」
康二とラウールはゆっくり顔を見合わせる
目「…康二、ラウールはさ。
あの日康二が言ったことを、自分が言われてるって捉えちゃった部分があったんだって。」
向「えっ…」
ラ「… …」
目「違う?ラウール」
めめがそう促すと、みんなラウの方に目を向けた。
渡「(……めめがめちゃくちゃ裁いてる)」
しょっぴーは雑誌に目を落としながら、
内心聞き耳を立てた。
ラ「あの… …康二く…」
向「らうる…ッ!」
ラウールが口を開いたと同時に、康二がガバッとラウールに抱きついた。
ラウールは驚いて目を見開く。
ラ「えっ…えっ?」
向「ごめんっ…ホンマに、ごめんっ!ラウールにそんな思いさせてたなんて…
俺ホンマに最低やっ…」
ラウールにぎゅううっと強く抱きつきながら、
大きな涙を溢れさせる康二。
ラウールも目をうるうるさせて、康二に抱きつき返す
ラ「ううん…ううん…!
わかってる、康二くんは雰囲気を明るくさせようとしてたってこと…!」
向「そやねん!俺、なんでもおもろい方に持って行きたくなっちゃうんよ…やから、やから…」
ラ「僕の方が、ごめん…ただ、僕は…こーじくんが…SnowManが大好きだから…SixTONESだけじゃなくて、誰にも負けたくないんだ…!」
ラウールが芯を持った声でそう言う。
こちらに背中を向けて、ちょっと遠くに座っているしょっぴーから、鼻を啜るような音がした
目「(…しょっぴー貰い泣き?笑)」
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なな(プロフ) - 美紀さん» 私もSnowMan大好きです!ありがとうございます☺️お互い気をつけましょうっ!❤️ (2022年4月12日 0時) (レス) id: 099591bc88 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2022年4月11日 23時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2022年4月5日 21時