ともくん(短編集)

一緒に ページ13

今日は疲れたー！
と思いながら
歯磨きをしていた

「ねえねえ」
という声がした
振り向いて

『なに？』
と聞いた
そしたら

「今日一緒に寝ない？」
ニヤニヤしながら言ってきた
なんでニヤニヤしてるの？
倫也さんが言うとあっちの方の意味に聞こえる
ただでさえ、今日疲れてるのに、、、

『倫也さん、いやだ』

「ああ〜、引っ掛からなかった」
と残念そうな声で言った

どうやら倫也さんはあっちの方を考えさせて
顔が赤くなってるところを見たかったらしい

「でも、一緒に寝たかったのは事実」

と、言ってきたので
私は顔が熱くなりそうなのを
グッとこらえた

「これでもならないかー(笑)」
と、言ったので
怒るのをグッと我慢した

「はいはい、怒らないで」
と言って、私の寝巻きを渡してきた

「早く着替えて。僕は寝室にいるから」
と言って
消えていった

私は歯磨きを終わらせて
ちゃっちゃと着替えた

寝室にいくと、倫也さんは寝ていて、
腕を横に出して

「早く」
と言いながら
倫也さんの隣をポンポンとしていた
恥ずかしかったけど
大人しく側に行った

相変わらず腕枕気持ちいい
と思いながら倫也さんを見たら

「フフッ、お休み」
と言って、私のおでこにキスした
これは我慢できず、顔が熱くなった

「ンフフ」
と嬉しそうな声が聞こえた
クソ〜と思いながら
寝た


〜朝〜

私が先に起きた
倫也さんの寝顔を見た
破壊力ヤバい
と思いながら髪をなでなでした
昨日のキスは悔しかったので
私は軽く唇にした
これで満足

そしたら、倫也さんが起きて

「今なんかしたでしょ」
と言ってきた

『何もしてないよ〜』
と言ってキッチンへ向かった

「嘘だ〜」

『ホントに何もしてないよ〜』

うるさい朝が始まった





お暇七話
ゴンさんのペン回しと、上目遣いにキュンときました
あれはヤバい
と一人悶絶してた作者です
はい、どーでもいいですよね
すみません

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

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